特許
J-GLOBAL ID:200903019907752141
インバータ制御方式
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-039634
公開番号(公開出願番号):特開2006-230079
出願日: 2005年02月16日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】過変調モードでのゼロクロス近傍でのPWM信号からのパルス消失を抑制して非変形モードと1パルスモードとの間で滑らかにモータ出力を変化させることが可能なインバータ制御方式を提供すること。【解決手段】パルス幅変調される三相基礎電圧指令Vu、Vv、Vwの変調率Amが1を超えた場合、過変調モードを実施する。この過変調モードでは三相電圧指令U、V、Wをハイレベル値(デューティ比100%)と、ローレベル値(デューティ比0%)と、ミドルレベル値(デューティ比50%)とをもつ階段波電圧に変換する。これにより、電圧利用率を改善しつつ騒音、振動を減らすことができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
交流モータ駆動制御用のインバータのスイッチング素子を制御するゲートドライバにパルス幅変調して出力するべき各相の電圧指令の振幅をX、前記パルス幅変調に用いるキャリヤ電圧の振幅をYとする時、X/Yを変調率Amとして演算する変調率演算手段と、
変調率Amが1未満の場合に正弦波モードを、1より大きい所定の変調率値に達したら1パルスモードを、前記正弦波モードと前記1パルスモードとの間の変調率Amにおいて所定の過変調モードを選択する制御モード選択手段と、
入力された前記電圧指令を前記正弦波モードにてそのまま出力し、入力された前記電圧指令を前記1パルスモードにて前記キャリヤ電圧の最大値及び最小値とで遷移する二値パルス電圧に変換して出力し、入力された前記相電圧指令を前記過変調モードにて前記電圧指令の最大値近傍でハイレベル値(パルス幅変調におけるデューティ比100%)をもち、前記相電圧指令の最小値近傍でローレベル値(パルス幅変調におけるデューティ比0%)をもつ過変調電圧に変換して出力する電圧指令発生手段と、
前記電圧指令発生手段の出力電圧をパルス幅変調して前記ゲートドライバに出力するPWM信号発生手段と、
を備え、
前記電圧指令発生手段は、前記過変調モードにて前記ハイレベル値が出力されるハイレベル期間及び前記ローレベル値が出力されるローレベル期間を前記相電圧指令の振幅増大とともに延長するインバータ制御方式であって、
前記電圧指令発生手段は、前記過変調モードの前記ハイレベル期間と前記ローレベル期間との間の期間である遷移期間にて、前記ハイレベル値及びローレベル値から所定値だけ離れた略一定値であるミドルレベル値を前記PWM信号発生手段に出力するミドルレベル期間を有することを特徴とするインバータ制御方式。
IPC (2件):
FI (2件):
H02M7/48 F
, H02P7/63 303V
Fターム (18件):
5H007AA07
, 5H007BB06
, 5H007CA01
, 5H007CB05
, 5H007CC07
, 5H007DA06
, 5H007DB02
, 5H007EA06
, 5H007EA13
, 5H505CC01
, 5H505DD06
, 5H505EE41
, 5H505EE51
, 5H505GG04
, 5H505HA10
, 5H505HB01
, 5H505LL22
, 5H505LL41
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
電気車の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-241765
出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (3件)
-
電力変換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-049907
出願人:株式会社日立製作所
-
電動機制御装置およびその方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-164941
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
特開昭62-230365
前のページに戻る