特許
J-GLOBAL ID:200903010317663847

電気車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-241765
公開番号(公開出願番号):特開2003-125597
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 2003年04月25日
要約:
【要約】【課題】 電気車用の2レベルインバータにおいて、磁気騒音の音色変化をなくすると共に、出力電圧の全域をほぼ連続に制御することにある。【解決手段】 電気車を低速域から高速域まで運転するとき、複数の制御モードとしてのパルス幅変調制御モードと、非同期過変調制御モードと、同期1パルス制御モードとを、この順に順次移行させる手段を有し、パレス幅変調制御モードと1パルス制御モードとの間に介在する非同期過変調制御モードは、出力電圧が大きくなるにしたがい出力電圧基本波のピーク付近の電圧パルス周期が零クロス近傍より長く、かつ、出力電圧基本波の周期とは非同期に電圧パルスを複数出力させ、当該モードにおける電力変換器のスイッチング素子のスイッチング周波数Fswは、パルス幅変調制御モードにおける予め定めた一定の周波数Fcから、1パレス制御モードにおける当該1パルス制御モードの開始の周波数まで徐々に低下するようにする。
請求項(抜粋):
複数の制御モードに応じて複数のスイッチング素子を制御し、直流電圧を可変電圧可変周波数の三相交流相電圧に変換し、その相電圧として正負2値のパルスを出力する2レベルの電力変換器と、当該電力変換器からの交流出力が供給され、電気車を駆動する電動機を備えた電気車の制御装置において、前記電気車を低速域から高速域まで運転するとき、前記複数の制御モードとしてのパルス幅変調制御モードと、非同期過変調制御モードと、同期1パルス制御モードとを、この順に順次移行させる手段を有し、前記パレス幅変調制御モードは、出力電圧基本波の周期とは非同期で当該出力電圧基本波の半周期に一定の周期で複数の電圧パルスを出力させ、当該モードにおける前記電力変換器の前記スイッチング素子のスイッチング周波数は予め定めた一定の周波数とし、前記1パルス制御モードは、前記出力電圧基本波の周期と同期して当該出力電圧基本波の半周期に単一の電圧パルスを出力させ、当該モードにおける前記電力変換器の前記スイッチング素子のスイッチング周波数は前記出力電圧基本波の周波数となるようにし、前記パレス幅変調制御モードと前記1パルス制御モードとの間に介在する前記非同期過変調制御モードは、出力電圧が大きくなるにしたがい前記出力電圧基本波のピーク付近の電圧パルス周期が零クロス近傍より長く、かつ、前記出力電圧基本波の周期とは非同期に電圧パルスを複数出力させ、当該モードにおける前記電力変換器の前記スイッチング素子のスイッチング周波数は、前記パルス幅変調制御モードにおける前記予め定めた一定の周波数から、前記1パレス制御モードにおける当該1パルス制御モードの開始の周波数まで徐々に低下するようにしたことを特徴とする電気車の制御装置。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  B60L 9/18 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02P 7/63 302 K ,  B60L 9/18 A ,  H02M 7/48 F
Fターム (26件):
5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC01 ,  5H007CC03 ,  5H007DB02 ,  5H007EA10 ,  5H007EA15 ,  5H115PA05 ,  5H115PC02 ,  5H115PG01 ,  5H115PI03 ,  5H115PI29 ,  5H115PU09 ,  5H115PV09 ,  5H115RB23 ,  5H115SE03 ,  5H576AA01 ,  5H576BB04 ,  5H576CC01 ,  5H576DD04 ,  5H576EE13 ,  5H576HA04 ,  5H576HB02 ,  5H576JJ01
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る