特許

J-GLOBAL ID：200903019947131867

成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板およびその製造方法

発明者： 杉浦 夏子 ,  吉永 直樹 ,  高橋 学
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-172598
公開番号（公開出願番号）：特開2001-348644
出願日： 2000年06月08日
公開日（公表日）： 2001年12月18日
要約：

【要約】【課題】 自動車用外板パネルのように比較的ゆるやかな曲面を持ち、板厚に対して表面積が非常に大きなプレス部品に外力が作用した場合の部品の剛性である張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.01超〜0.05%を含有し、板厚0.5〜0.8mm、降伏応力が120〜250N/mm2の冷延鋼板であって、相当歪みで2%の予歪みを施し、150〜170°Cで5〜20分の熱処理を施した後に、再度引張試験を行った際の歪み量0.06%での応力歪み曲線の傾きXとヤング率Yの比A(=X/Y)がA>0.8を満たし、前記熱処理後の降伏応力の上昇代が40N/mm2以上であることを特徴とする成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。

請求項（抜粋）：

質量%で、C:0.01超〜0.05%を含有し、板厚0.5〜0.8mm、降伏応力が120〜250N/mm2の低炭素冷延鋼板であって、相当歪みで2%の予歪みを施し、150〜170°Cで5〜20分の熱処理を施した後に、再度引張試験を行った際の歪み量0.06%での応力歪み曲線の傾きXとヤング率Yの比A(=X/Y)がA>0.8を満たし、前記熱処理後の降伏応力の上昇代が40N/mm2以上であることを特徴とする成形性と張り剛性に優れた低炭素冷延鋼板。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/32

FI (4件)：

C22C 38/00 301 S ,  C21D 9/46 G ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/32

Fターム (13件)：

4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA27 ,  4K037FJ05 ,  4K037FJ06 ,  4K037FL01 ,  4K037FL02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 焼付硬化性冷延鋼板とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-269637   出願人：住友金属工業株式会社
• 耐常温時効性と加工性に優れた冷延鋼板の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-121278   出願人：新日本製鐵株式会社