特許
J-GLOBAL ID:200903019951556856

オートホワイトバランス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257723
公開番号(公開出願番号):特開2000-092509
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 画像の各ブロックにおける画素値の平均値に基づきホワイトバランスを行う装置において、より自然な色合いを実現する。【解決手段】 輝度閾値計算部14は、全ブロックの輝度の平均値と、最高輝度ブロック探索部12で求めた最高輝度ブロックの輝度に基づき、輝度閾値を求める。各ブロック平均値計算部16〜22は、各々に対応するブロックを抽出し、抽出したブロックの代表値の平均値を求める。このとき各ブロック平均値計算部16〜22は、全ブロックのうち輝度閾値より高い輝度を持つブロックのみを、抽出対象とする。そして、このようにして求められた各ブロック平均値に基づきホワイトバランスゲインが求められる。この構成によれば、光源の光の色をあまり反映していないと考えられる暗いブロックの値がホワイトバランスゲインに影響しないので、光源によりよく対応したホワイトバランスが可能となる。
請求項(抜粋):
入力された画像を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、分割した各ブロック毎に、ブロック内の画素の各色値に基づき、ブロックを代表する輝度及び色差を含む代表値を算出する代表値計算手段と、各ブロックの代表値に基づき、各ブロックの中から最高輝度のブロックを求める最高輝度ブロック探索手段と、各ブロックの代表値における輝度に基づき、輝度閾値を決定する輝度閾値計算手段と、最高輝度ブロックの代表値に基づき、色空間において最高輝度ブロックの代表値と類似した色を示す領域として高輝度領域を定め、ブロック群の中の前記輝度閾値より高い輝度を持つブロックの中から、高輝度領域に含まれる代表値を有するブロックを高輝度色ブロックとして抽出し、抽出した高輝度色ブロックの代表値の平均値を求める高輝度色ブロック平均値計算手段と、想定した各光源に対応してそれぞれ設けられ、ブロック群の中の前記輝度閾値より高い輝度を持つブロックの中から、色空間において当該光源下での白色物体の色を示す領域として定められた当該光源領域に含まれる代表値を有するブロックを、当該光源に対応する光源ブロックとして抽出し、抽出した当該光源ブロックの代表値の平均値を求める光源ブロック平均値計算手段と、高輝度色ブロックの代表値の平均値と、各光源ごとの光源ブロックの代表値の平均値と、に基づき、ホワイトバランス調整信号を算出するホワイトバランス調整信号計算手段と、前記ホワイトバランス調整信号計算手段で求めたホワイトバランス調整信号を用いて、前記入力された画像の各画素に対してホワイトバランス調整を行うホワイトバランス手段と、を有するオートホワイトバランス装置。
Fターム (18件):
5C066AA01 ,  5C066BA20 ,  5C066CA08 ,  5C066EA15 ,  5C066EE01 ,  5C066FA02 ,  5C066GA01 ,  5C066GA02 ,  5C066GA05 ,  5C066KA12 ,  5C066KD02 ,  5C066KD04 ,  5C066KD07 ,  5C066KE02 ,  5C066KE03 ,  5C066KE04 ,  5C066KE05 ,  5C066KE07
引用特許:
審査官引用 (8件)
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