特許
J-GLOBAL ID:200903019954368562

缶及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-332045
公開番号(公開出願番号):特開2000-211624
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 缶底の薄肉化を図ることができるとともに、缶底に変形を生じることなく十分な缶強度を確保することができる缶及びその製造方法を提供することを目的としている。【解決手段】 缶底3に形成されたドーム部4の周縁には、缶胴2の外部側へ缶軸方向へ突出した環状凸部(リム)5が形成されている。環状凸部5の内周壁(インナーウォール)5bには、円弧状の内側凹部7と各内側凹部7の間に配置された縦リブ7aとが円周方向に交互に設けられており、全体として花びら状に形成されている。また、ドーム部4の中心4aとインナーウォール5bとの間の部分には複数の成形加工部8が成形されるとともに円環状に配置されている。このため、内周壁5bの剛性は高められ、缶を薄肉にしても、十分な強度を有した缶が成形される。
請求項(抜粋):
缶底に、缶胴の内部側に凹むドーム部と、該ドーム部の周縁に缶軸方向外方に突出する環状凸部とを形成した構成の缶であって、前記ドーム部に連なる環状凸部の内周壁には、缶胴の内部側へ円周方向断面円弧状に凹む複数の内側凹部と、各内側凹部の間に配置される縦リブとが円周方向に交互に形成され、前記内側凹部は一定の曲率で湾曲しており、該内側凹部の上端部における接線と該内側凹部の下端部における接線とのなす角度をθとしたとき、85° ≦ θ ≦ 103°であることを特徴とする缶。
IPC (2件):
B65D 1/16 ,  B21D 51/26
FI (2件):
B65D 1/16 ,  B21D 51/26 R
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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