特許
J-GLOBAL ID:200903020030344690

インク噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112745
公開番号(公開出願番号):特開平10-296975
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 インク室内に残留する圧力波振動を安定して相殺し、正確な画像を形成すると共に印字速度を良好に向上させることのできるインク噴射装置の提供。【解決手段】 タイミングASで噴射パルス信号Aが立ち上がると、インク室の容積が増加して内部の圧力が減少する。その後、インク室内の圧力が増加して正の圧力に転じ、ピークに達する時点近傍のタイミングAEで噴射パルス信号Aが立ち下がる。すると、インク室の容積が減少し、インク室内に高い圧力が生じてインクが噴射される。d1経過後に噴射パルス信号Bを発生して同様にインクを噴射し、全ての噴射動作終了後の圧力波振動が振動の中心を3回目に通過する時点が中心HCとなるように、非噴射パルス信号Cを発生する。このタイミングで非噴射パルス信号Cを発生することにより、インク室内の圧力波振動を安定して相殺することができる。
請求項(抜粋):
インクが噴射されるノズルと、該ノズルの背後に設けられ、インクが充填されるインク室と、該インク室の容積を変化させるアクチュエータと、上記アクチュエータを駆動して上記インク室に圧力波振動を発生させて上記ノズルからインクを噴射する噴射動作を行う駆動手段と、を備えたインク噴射装置であって、上記駆動手段が、上記噴射動作の終了後、上記アクチュエータを駆動して上記インク室の容積を一旦増加させた後上記容積を減少させて上記インク室内の圧力波振動をほぼ相殺する相殺動作を実行し、しかも、該相殺動作時の上記容積の増減を、上記噴射動作終了後の上記圧力波振動が振動の中心を奇数回目に通過する時点を中心にして行うことを特徴とするインク噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/01
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 101 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • インク噴射装置の駆動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-220674   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 特開平4-339660
  • 特開平1-113252
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