特許
J-GLOBAL ID:200903020034584580

撮影装置及び露光制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273464
公開番号(公開出願番号):特開平8-136971
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 撮影画面における人物領域を的確に判断することにより、あらゆる撮影シーンにおいて人物に適正となる露出度、焦点を定めると共に、焼付け露光の際に人物に適正な露光を与えることによりカラープリントの品質を向上させる。【構成】 カメラにおいて複数の領域に分割された各分割領域毎に赤外線センサー、測光センサー、測距センサーによる温度検出、測光、測距が行われる。そして、人間の体温を示す体温領域のみを抽出し、当該体温領域における測光値、測距値に基づいて露出度、焦点を定める。また、撮影時に写真フィルムに体温領域の位置等を記録することにより、露光制御装置は、読み取った体温領域の中から被写体実物上の推定面積が人間の顔面積に相当する所定範囲内の面積を持つ領域のみを抽出し当該顔領域における各色の透過光を測光し焼付け露光量を定める。
請求項(抜粋):
記録媒体に画像を記録する機能を備え、その撮影画面が複数の分割領域に分割されている撮影装置において、前記分割領域毎の明るさを測光し、その明るさを示す測光データを各分割領域毎に求める測光手段と、前記分割領域毎に測距し、記録媒体面から前記分割領域の範囲内にある被写体までの距離値を示す測距データを各分割領域毎に求める測距手段と、前記分割領域毎の温度を測定し、各分割領域毎の温度データを求める温度測定手段と、撮影時における撮影倍率を示す撮影倍率データを求める撮影倍率検出手段と、前記温度測定手段によって測定された前記分割領域毎の温度データに基づいて人間の体温付近の温度を示した領域を体温領域として抽出すると共に当該体温領域の当該記録媒体上の位置を示す体温領域位置データを検出する体温領域抽出手段と、前記体温領域位置データ、前記体温領域における測距データ及び前記撮影倍率データを記録媒体上に記録し、又は、全分割領域における温度データ、全分割領域における測距データ及び撮影倍率データを記録媒体上に記録する記録手段と、前記体温領域における測光データに基づいて露出度を定める露出制御手段と、前記体温領域における測距データに基づいて焦点を定める露出制御手段と、を有することを特徴とする撮影装置。
IPC (2件):
G03B 7/28 ,  G03B 27/80
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • カメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-009533   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平4-038080
  • 特開平3-131840
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