特許
J-GLOBAL ID:200903020097902557

摩擦式クランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009178
公開番号(公開出願番号):特開平11-210715
出願日: 1998年01月21日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 締結状態におけるねじり剛性を高めることの可能な摩擦式クランプ装置を提案すること。【解決手段】 摩擦式クランプ装置1は、ケース2と出力フランジ3の間に、圧力室4が区画形成されている。この圧力室4の環状底壁41は半径方向の内側に弾性変形して出力フランジ3に密着する。圧力室4の環状端壁42は、圧力室の外側に弾性変形して、その外側端面42aがケース2に対して装置軸線1aの方向に押しつけ固定され、その外周面42cがケース2に対して半径方向に押しつけ固定される。双方の部材2、3は、半径方向および、これに直交する装置軸線方向に作用する締結力によって強固に締結されるので、そのねじり剛性を高めることができる。
請求項(抜粋):
内周面を備えた第1の部材と、外周面を備えた第2の部材と、前記内周面および前記外周面の間に形成された環状の圧力室とを有し、当該圧力室に対する流体圧の印加、開放により、前記第1および第2の部材の締結、開放状態を形成可能な摩擦式クランプ装置において、前記圧力室は、流体圧を印加することにより、半径方向に弾性変形して、前記第1および第2の部材に対して半径方向の締結力を加える分と、装置軸線方向に弾性変形して、前記第1および第2の部材に対して装置軸線方向の締結力を加える部分とを備えていることを特徴とする摩擦式クランプ装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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