特許
J-GLOBAL ID:200903020178556300

論理ボリュームコピー先性能調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-130984
公開番号(公開出願番号):特開2004-246852
出願日: 2003年05月09日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】フェイルオーバ型クラスタシステムで、システム全体の性能が、フェイルオーバ後においてフェイルオーバ前に比べて低くならないようにする。【解決手段】記憶装置2200のパリティグループ3400内のボリューム(コピー元ボリューム)2210に書込んだデータをリモートコピー機能を使用して記憶装置2300のパリティグループ3300内のボリューム2310(コピー先ボリューム)に書込む場合、このボリュームの組に関し、コピー先ボリュームのフェイルオーバ後の性能が、コピー元ボリュームのフェイルオーバ前の性能以上という条件(1)と、コピー中の、コピー先ボリュームの性能が、コピー元ボリュームの性能以上という条件(2)の2条件のうち、指定したどちらか一方もしくは両方の条件を満たすか否かを、コピー中に判断し、条件が満たされなければ、コピー先ボリュームが定義されている記憶装置内の構成を変更して、指定条件が満たされるようにする。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数台の記憶装置と複数台の計算機を含み、 前記複数台の記憶装置のうち、それぞれ任意の記憶装置内に定義された任意の異なる二つの論理ボリュームを、それぞれ第一の論理ボリューム、第二の論理ボリュームとし、 前記複数台の計算機のうち、任意の計算機をそれぞれ第一の計算機、第二の計算機とし、 前記第一の計算機が前記第一のボリュームを使用して処理を行なっており、かつ前記第一の論理ボリュームに書込まれたデータが前記第二の論理ボリュームにも書込まれるという関連づけが前記第一の論理ボリュームと前記第二の論理ボリュームの間で成り立っている状態を第一の状態とし、 前記関連づけを解消し、かつ前記第二の計算機が前記第二のボリュームを使用して処理を行なう状態を第二の状態とするコンピュータシステムにおける論理ボリュームコピー先性能調整方法であって、 前記第一の状態もしくは前記第二の状態における前記第二の論理ボリュームの性能が、前記第一の状態における前記第一の論理ボリュームの性能以上であるという条件を満たさなければ、前記第二の論理ボリュームが定義されている記憶装置内の構成変更を行ない上記条件を満たすようにする性能調整処理を行なう契機を検出する性能調整契機検出ステップと、 前記契機が検出されたとき、前記第一の論理ボリュームに関する第一の性能値及び前記第二の論理ボリュームに関する第二の性能値を取得する性能値取得ステップと、 前記取得された第二の性能値と前記第一の性能値を比較して、前記条件が成立するかを予測もしくは判断する性能低下有無予測ステップと、 前記条件が成立しないとき、前記第二の論理ボリュームが定義されている記憶装置内の構成変更を行なうことで前記条件が成立するようになる構成変更処理を探索する構成変更処理探索ステップと、 前記構成変更処理探索ステップで探索した結果のいずれか一つ以上の構成変更を行なう性能調整ステップを有することを特徴とする論理ボリュームコピー先性能調整方法。
IPC (2件):
G06F3/06 ,  G06F12/00
FI (5件):
G06F3/06 304F ,  G06F3/06 301E ,  G06F3/06 304N ,  G06F12/00 514E ,  G06F12/00 531D
Fターム (6件):
5B065BA01 ,  5B065CA30 ,  5B065EA33 ,  5B065ZA01 ,  5B082DE05 ,  5B082FA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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