特許
J-GLOBAL ID:200903020209401424

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016472
公開番号(公開出願番号):特開2000-213316
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 ピン20,22,23の軸受部分を複雑な構造を用いることなく潤滑する。【解決手段】 この可変動弁装置では、駆動軸15の回転に応じて、リング状リンク21,ロッカアーム19,ロッド状リンク24を介して揺動カム13が揺動し、吸気弁11が開閉する。また、制御軸17の回転位置に応じて、ロッカアーム19の揺動支点が変化し、吸気弁11のリフト特性が変化する。ロッカアーム19に、内周から外周へ貫通する第1切欠部19dを設ける。揺動カム13が吸気弁11を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、リング状リンク21の先端21bとロッカアーム19の一端とを連結する第1ピン20の軸受部分が、第1切欠部19dの鉛直下方に位置するように設定する。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に設けられ、吸排気弁を駆動する揺動カムを外周に有する略円筒状のカムシャフトと、上記駆動軸の外周に固定され、この駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に設けられたリング状リンクと、上記駆動軸と平行に延びる制御軸と、この制御軸の外周に固定され、この制御軸の軸心に対して偏心した制御カムと、この制御カムの外周に相対回転可能に設けられたロッカアームと、このロッカアームと上記揺動カムとを連結するロッド状リンクと、上記リング状リンクの先端と上記ロッカアームの一端とを相対回転可能に連結する第1ピンと、上記揺動カムの先端と上記ロッド状リンクの一端とを相対回転可能に連結する第2ピンと、上記ロッカアームの他端とロッド状リンクの他端とを相対回転可能に連結する第3ピンと、を有する内燃機関の可変動弁装置であって、上記駆動軸又は制御軸の内部を通って、上記駆動軸又は制御軸の軸受部分を直接的に潤滑した潤滑油を、上記第1ピン又は第2ピンの軸受部分へ案内する手段を有することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関の可変動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-222495   出願人:株式会社ユニシアジェックス, 日産自動車株式会社
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-086155   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 潤滑油供給構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-113247   出願人:三菱自動車工業株式会社

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