特許
J-GLOBAL ID:200903092711355909

潤滑油供給構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-113247
公開番号(公開出願番号):特開平9-280025
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ロッカアームを用いて吸排気弁を開閉駆動する内燃機関の動弁機構に用いて好適の潤滑油供給構造に関し、ブラケットの高さを低く抑制しながら潤滑油通路の加工に伴う製造コストを低減できるようにする。【解決手段】 各気筒毎にそれぞれ別体に形成され少なくとも1つのロッカアームと一体に回動するロッカシャフト22-1,22-2をそなえ、隣り合ったロッカシャフト端部を回動自在に保持するブラケット24と、潤滑油を供給する潤滑油通路53と、ロッカシャフト端部の他方に対向して開口しロッカシャフトの流体通路50と連通する作動流体圧供給通路51と、潤滑油通路53に接続されるとともに上記通路51,53の開口とは異なる位置においてロッカシャフトの各端部と対向するようにブラケット24に形成された油溝55と、各端部間に形成された空間80を覆うスリーブ部材54と、をそなえように構成する。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドにシリンダ列方向に沿って各気筒毎にそれぞれ別体に形成されるとともに、該各気筒毎に少なくとも1つのロッカアームと一体となって回動するロッカシャフトと、上記ロッカアームとは異なるタイミングで作動しうる補助ロッカアームとをそなえ、該ロッカシャフトに内装された係合ピンを上記ロッカシャフト内に形成された流体通路を介して供給される作動流体圧により該補助ロッカアームと係脱させることで吸気弁又は排気弁の開閉タイミング及びリフト量を可変させる可変バルブタイミング機構の潤滑油供給構造において、上記各ロッカシャフトのうち隣り合ったロッカシャフト端部を回動自在に保持するブラケットと、該ブラケットの内周面において上記隣り合ったロッカシャフト端部の一方に対向して開口し、上記各ロッカシャフト端部に潤滑油を供給する潤滑油通路と、上記ブラケットに形成され上記ロッカシャフト端部の他方に対向して開口し、上記流体通路と連通する作動流体圧供給通路と、該潤滑油通路に接続されるとともに、該潤滑油通路の開口及び上記油圧供給通路の開口とは周方向に異なる位置において上記隣り合うロッカシャフトの各端部と対向するように該ブラケットの内周面に形成された油溝と、上記各端部間に形成された空間を上記ロッカシャフトの周方向に覆うスリーブ部材と、をそなえていることを特徴とする、潤滑油供給構造。
IPC (3件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/06 ,  F16C 33/10
FI (3件):
F01L 13/00 301 F ,  F01L 13/06 Z ,  F16C 33/10 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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