特許
J-GLOBAL ID:200903020220277735

沸騰水型原子炉用燃料集合体及び原子炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 吉武 賢次 ,  佐藤 政光 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  名塚 聡 ,  森 秀行 ,  勝沼 宏仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-226099
公開番号(公開出願番号):特開2004-069362
出願日: 2002年08月02日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】炉心内の水などの減速材の炉心内での空間分布の自由度を増すことによって中性子経済を向上させ、原子炉燃料の有効利用を図ることができ、製造性に優れた燃料集合体を得ること。【解決手段】燃料集合体のチャンネルボックスを、従来のコ字状の2枚一組の板を使用して“折り曲げ+溶接方式”により構成する代わりに、4個のコーナ部材(角部)と4個の側板(側面部)により構成した。これにより、チャンネルボックス製作の自由度が向上し、従来の四角形の他に、八角形とすることが容易となり、個々の構成部品の形状、厚み、材質の選択により多様な燃料集合体設計・炉心設計に対してボイド係数を最適に調整することができることに加えて、チャンネルボックスに可燃性毒物や固体減速材を取り付けることが容易となり、燃料集合体周りの中性子束分布を適切に調整することができる。また、燃料格子のS格子統一化を図ることができ、さらに、D格子水平断面での中性子束分布の歪みを緩和でき、制御棒等の既存設備の変更が不要等の効果を奏する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
正方格子状に配列された複数本の燃料棒と一本若しくは複数本の水ロッドとをスペーサにより束状に保持し、その束状の燃料棒をチャンネルボックスにより囲んだ沸騰水型原子炉の燃料集合体において、上記チャンネルボックスをそれぞれ別個に製作された四隅のコーナ部材と四辺の側板を互いに結合することにより形成したことを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。
IPC (4件):
G21C3/324 ,  G21C3/326 ,  G21C3/328 ,  G21C3/62
FI (4件):
G21C3/30 H ,  G21C3/62 K ,  G21C3/30 W ,  G21C3/32 L
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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