特許
J-GLOBAL ID:200903020223811961

動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-312031
公開番号(公開出願番号):特開2006-153269
出願日: 2005年10月26日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】連通孔から流入する潤滑流体と軸受スリーブとの衝突による潤滑流体の挙動の影響を低減することにより、低振動、低騒音の動圧軸受装置を提供すること。【解決手段】下側ラジアル軸受部13と上面スラスト軸受部14との間にある微少間隙4におけるシャフト3、スラストプレート6および軸受スリーブ1の内周角部1cで囲まれた拡幅流路4aにおいて、軸受スリーブ1の内周角部1cに面取りを行い、この拡幅流路4aの下側に配置されている連通孔16の回転半径方向の幅よりも大きい拡幅流路4aの回転半径方向の幅を形成し、連通孔16から拡幅流路4aに流入してくる潤滑流体5の流れをスムーズにする。【選択図】図6
請求項(抜粋):
固定部と、 回転軸を中心として前記固定部に対し回転する回転部と、 前記固定部と前記回転部との間に保持された潤滑流体とを備えた流体動圧軸受であって、 前記回転部は、シャフトと該シャフトより径方向外方に張り出したスラストプレートとを有し、 前記固定部は、前記シャフトおよび前記スラストプレートを径方向外方にて微小間隙を介して取り囲み且つ該スラストプレートを回転軸方向の微小間隙を介して収容する段差部を有するスリーブと、該スリーブの下端部を密閉するカウンタプレートとを有し、 前記スラストプレートの上面と前記スリーブの前記段差部下面との間、および前記スラストプレートの下面と前記カウンタプレートの上面との間の何れか又は双方にはスラスト動圧軸受部が形成され、 前記シャフトと前記スラストプレートとの接続部近傍には、前記スラストプレートを回転軸方向に貫通する連通孔が少なくとも一つ形成され、 前記連通孔の上端開口部に対して軸方向に対向する前記スリーブの前記段差部の内周角部近傍には、前記スラストプレート上面と前記スリーブの前記段差部下面との間に形成された微小間隙幅より回転軸線方向に広い拡幅流路が形成され、且つ前記回転軸を通る平面で切った前記拡幅流路の断面積が、前記回転軸に垂直な平面で切った前記連通孔の断面積より広いことを特徴とする流体動圧軸受。
IPC (4件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10 ,  H02K 7/08 ,  G11B 19/20
FI (4件):
F16C33/10 Z ,  F16C17/10 A ,  H02K7/08 A ,  G11B19/20 E
Fターム (26件):
3J011AA20 ,  3J011BA04 ,  3J011CA02 ,  3J011EA10 ,  3J011JA02 ,  3J011KA04 ,  3J011MA02 ,  5D109BA14 ,  5D109BA17 ,  5D109BA20 ,  5D109BB12 ,  5D109BB18 ,  5D109BB21 ,  5D109BB22 ,  5H607AA04 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB25 ,  5H607DD02 ,  5H607DD03 ,  5H607DD08 ,  5H607DD09 ,  5H607GG02 ,  5H607GG03 ,  5H607GG15 ,  5H607JJ02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 流体動圧軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-219175   出願人:株式会社三協精機製作所

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