特許
J-GLOBAL ID:200903020245935583

生物処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-285207
公開番号(公開出願番号):特開平10-128374
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 生物反応槽内に浸漬配置された濾過体の濾過層の圧密化及びそれによる濾過速度の低下を容易に防止して、安定かつ効率的な濾過を継続する。【解決手段】 生物反応槽1内の一側部に散気管2,他側部に濾過体3A〜3Cを設け、濾過体3A〜3Cの下方に設けた通気管10A〜10Cから、ガスを供給して濾過体表面の付着物層を剥離させる。濾過体を複数設け、剥離洗浄を順次切り換えて行うことで、濾過を継続したまま洗浄を行う。【効果】 濾過体の下方に設けた通気管からガスを供給して、濾過体を気液混合流の掃流にさらすことにより、圧密化しつつある濾過層を効果的に剥離除去することができる。複数の濾過体を設けるため、濾過体の洗浄による水質の低下の影響は少ない。濾過体の洗浄は、濾過を継続したまま行うため、装置構成の複雑化、処理操作の煩雑化を引き起こすことはない。
請求項(抜粋):
生物反応槽と、該生物反応槽内の一側部に設置された、生物反応に必要な酸素を供給するための散気管と、該生物反応槽内の他側部に設置された濾過体と、該生物反応槽内の該濾過体の下方に設けられた濾過体洗浄用のガスを供給するための通気管とを備える生物反応装置に原水を供給し、前記濾過体の濾過水を処理水として取り出す生物処理方法において、該生物反応装置に複数の濾過体を設け、各濾過体の下方にそれぞれ前記通気管を配置し、すべての濾過体から濾過水を取り出しながら一部の前記通気管にガスを供給して該通気管の上方の濾過体について付着層の剥離を行うようにした生物処理方法であって、ガスを供給する通気管を順次に切り替えるようにしたことを特徴とする生物処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/12 ,  B01D 65/02 520 ,  B01D 69/14 ,  C02F 1/44
FI (4件):
C02F 3/12 S ,  B01D 65/02 520 ,  B01D 69/14 ,  C02F 1/44 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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