特許
J-GLOBAL ID:200903020254743093

セルラ無線システムおよびその基地局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341935
公開番号(公開出願番号):特開平9-187055
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 セル間ハンドオフにハード・ハンドオフを使用せずに済むようにし、これにより通信の中断等が生じないようにして通信品質の向上を図る。【解決手段】 システム内のすべての基地局BS1〜BSnに共通のキャリアf1〜fkを持たせ、第1の無線パスを使用して通信を行なっている移動局がセル間移動しようとした場合に、ハンドオフ元の基地局からハンドオフ先の基地局へソフト・ハンドオフの要請を転送し、この要請に従ってハンドオフ先の基地局がハンドオフ対象の移動局との間に上記第1の無線パスと同一キャリア用いた第2の無線パスの形成を形成する。そして、以後当該移動局においてパスダイバーシチによる受信動作を行ないながら上記第1および第2の無線パスの受信パワーレベルを監視し、一方のパスの受信レベルがしきい値以下に低下した場合に、この無線パスを切断するようにしたものである。
請求項(抜粋):
複数の基地局をサービスエリアに分散配置してこれらの基地局により各々セルを形成し、移動局とこの移動局が存在するセルの基地局との間に無線パスを形成して無線通信を行なうセルラ無線システムにおいて、前記複数の基地局の各々に共通の無線周波数を少なくとも一つ保有させ、前記移動局に係わる呼が発生した場合に、当該移動局とこの移動局が存在するセルの基地局との間に、前記共通の各無線周波数の中から任意の無線周波数を選択して第1の無線パスを形成し、前記第1の無線パスを介して通信中の移動局についてハンドオフを行なう必要が生じた場合には、ハンドオフ元の基地局からハンドオフ先となる基地局へ前記第1の無線パスの無線周波数を表わす情報を含むハンドオフ要求を送信し、ハンドオフ先の基地局では、ハンドオフ元の基地局からハンドオフ要求とともに通知された前記第1の無線パスの無線周波数と同一の無線周波数を使用した第2の無線パスを、前記ハンドオフ対象の移動局との間に形成し、前記ハンドオフ対象の移動局では、前記第1の無線パスおよび第2の無線パスを同時に使用して通信を行ないながら両無線パスの受信品質を監視し、これらの無線パスのうちの一方のパスの受信品質が所定の品質以下に低下した場合に、当該無線パスを切断することを特徴とするセルラ無線システム。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04J 13/04
FI (2件):
H04B 7/26 108 A ,  H04J 13/00 G
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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