特許
J-GLOBAL ID:200903020255451924

凝集沈澱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-083589
公開番号(公開出願番号):特開2000-271407
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 小さな設置面積で、良質な水質の処理水を得る凝集沈殿装置を提供する。【解決手段】 砂及び凝集剤を添加した被処理水を急速攪拌して凝集体を生成する槽2と、凝集体を緩速攪拌してフロックをフロック成長させる槽6と、このフロック形成槽6と溢流壁8により区画されて溢流・移行する水に含まれたフロックを沈澱させポンプで排出する沈澱槽7とを、フロック形成槽6では、上下方向の攪拌流でフロックを流動させるフロック流動領域Aを槽内下部に形成し、その上部に水平断面積を大きくすることで上記攪拌流によるフロック流動が実質的に及ばない清澄領域Bを形成させ、清澄領域の上部に溢流トラフを設け、溢流壁の上端はフロック流動領域の上限よりも下側に位置させた。
請求項(抜粋):
被処理水に砂及び凝集剤を添加し、砂が懸濁した状態下で被処理水中の懸濁物(SS)を凝集させて砂を含んだ凝結・凝集物であるフロックを生成させる凝集槽と、この凝集槽から移行されるフロックを上下方向の攪拌流で流動させながらフロック成長を行わせるフロック成長槽と、溢流壁によりこのフロック成長槽と区画されて該溢流壁を越えた移行水に含まれている砂を含む沈降速度の大きなフロックを沈降させて槽外に排出する沈澱槽とを備えた凝集沈澱装置であって、上記フロック成長槽は、上下方向の攪拌流によりフロックが攪拌流動するように槽内の上下方向の下部に形成されたフロック流動領域と、該攪拌流による上下方向のフロック攪拌流動が実質的に及ばないように該フロック流動領域の上部に形成された清澄領域とを有すると共に、該清澄領域の上部の自由水面に連係して処理水を排出する処理水出口を有するように設けられ、かつ上記フロック成長槽と沈澱槽を区画する溢流壁の上端は、フロック流動領域の上限よりも下側に位置させたことを特徴とする凝集沈澱装置。
IPC (2件):
B01D 21/24 ZAB ,  C02F 1/52
FI (2件):
B01D 21/24 ZAB T ,  C02F 1/52 Z
Fターム (16件):
4D062BA15 ,  4D062BA21 ,  4D062BA28 ,  4D062BB09 ,  4D062BB12 ,  4D062DA04 ,  4D062DA13 ,  4D062DA16 ,  4D062DA31 ,  4D062DC06 ,  4D062DC08 ,  4D062EA02 ,  4D062EA07 ,  4D062EA32 ,  4D062FA03 ,  4D062FA19
引用特許:
出願人引用 (6件)
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