特許
J-GLOBAL ID:200903020271730370

電動パワ-ステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-197175
公開番号(公開出願番号):特開平9-024846
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 電動パワ-ステアリング装置の電流検出値に含まれるオフセツト値の相対誤差値、或いはオフセツト値を補正する電流検出器を提供する。【構成】イグニツシヨンキ-11がOFFからONにされたモ-タ電流が零の時点(初期状態)で、電流補正演算器48によりFETモ-タ駆動回路30の2つのア-ムの下流に挿入された抵抗R1 、R2 の両端に発生する電圧の差をオペアンプOP1 、OP2 で検出してモ-タ電流検出値のオフセツト値とし、その相対誤差をメモリ49に記憶させる。次に、ステアリング装置が動作状態になつた後、所定時間毎のサンプリングによるモ-タ電流値からメモリ49に記憶されているモ-タ電流値のオフセツト値の相対誤差を減算補正し、モ-タ電流値iを演算する。
請求項(抜粋):
少なくともステアリングシヤフトに発生する操舵トルク信号に基づいて演算された電流指令値と検出されたモ-タ電流値から演算した電流制御値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を与えるモ-タの出力を制御するフイ-ドバツク制御手段を備えた電動パワ-ステアリング装置の制御装置において、半導体素子4個をHブリツジに接続して構成したブリツジ回路の入力端子間に電源を、出力端子間に前記モ-タを接続したモ-タ駆動回路と、前記モ-タ駆動回路を構成するHブリツジ回路の互いに対向する2つのア-ムのそれぞれに流れる電流を検出する2つの電流検出手段と、制御手段を備え、前記制御手段は、モ-タ駆動回路の初期状態において検出された2つのア-ムの電流検出値に含まれるそれぞれの電流検出手段のオフセツト値の相対誤差値を識別し、モ-タ駆動回路の2つの電流検出手段により検出された電流検出値に基づいてモ-タ電流値を演算すると共に、演算されたモ-タ電流値を前記識別されたオフセツト値の相対誤差値で補正することを特徴とする電動パワ-ステアリング装置の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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