特許
J-GLOBAL ID:200903020298509209
超電導マグネット装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222446
公開番号(公開出願番号):特開2002-043116
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 巻線された超電導コイルを有する2つ以上の巻枠を同心に備えてなる超電導マグネットが発生する磁場の成分の内、上記Zの1次にかかわる磁場成分を、一度製作した超電導マグネットの巻線を巻き直したり、シムコイル群の補正能力を増強したりすることなく自動的に小さくし得る、磁場均一度の高い超電導磁石装置を提供する。【解決手段】 巻線された超電導コイル1、3、5a〜5dを有する3つの巻枠2、4、6を同心に備えるとともに、1つの巻枠6を他の巻枠2、4に対してマグネットの軸方向に相対的に移動可能に設け、前記超電導コイル1、3、5a〜5dに電流を印加したときに作用する軸方向の電磁力によって移動可能な巻枠6を相対的に移動させることにより、マグネットの中心付近の空間における磁場の成分を自動的に小さくして磁場の均一度を高めるようにした。
請求項(抜粋):
巻線された超電導コイルを有する2つ以上の巻枠を同心に備えるとともに、少なくとも1つの巻枠を他の巻枠に対してマグネットの軸方向に相対的に移動可能に設け、前記超電導コイルに電流を印加したときに作用する軸方向の電磁力によって移動可能な巻枠を相対的に移動させることにより、マグネットの中心付近の空間における磁場の成分を自動的に小さくして磁場の均一度を高めるようにしたことを特徴とする超電導マグネット装置。
引用特許: