特許
J-GLOBAL ID:200903020307644963

制限された極座標対地速度指令によるヘリコプタの航法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-553879
公開番号(公開出願番号):特表2002-517357
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】ヘリコプタの対気速度限界性能エンベロープが、風の速さおよび向きを要素として、対地速度エンベロープに変換される。無人ヘリコプタの対地速度指令は、ヘリコプタの目的地までの距離の関数として提供される。この関数は、基準の対地速度指令限界に等しい基準の対地速度指令を提供するように計算され、あるいは、航空機が最終アプローチへ向けてクリープするように固定的な関数となる。航空機の所望の相対飛行方向(これは、目的地への真の方位から航空機の真の機首方向を引いたものに等しい)のコサインおよびサインが、対地速度指令を、縦方向対地速度指令と横方向対地速度指令とにスケーリングするために用いられる。もしも、一方の対地速度指令がその限界を超えていたら、他方の対地速度指令は、2つの指令のベクトルの和により所望の方向の飛行が得られるように、縮尺される。右方あるいは左方の対地速度指令の限界超過では、右方あるいは左方のサイクリックピッチチャネルの飽和と同じく、限界超過あるいはチャネル飽和の方向に、機首方向が向くように、航空機の機首方向がヨー運動する。
請求項(抜粋):
ヘリコプタの対地速度エンベロープを提供する装置であって、 ヘリコプタ周囲の風の向きを示す真風向信号を提供する手段と、 ヘリコプタの真の機首方向を示す真機首方向信号を提供する手段と、 ヘリコプタ周囲の風の速さを示す風速信号を提供する手段と、 上記真風向信号と上記真機首方向信号との差として相対風向信号を与え、上記風速信号に上記相対風向信号のコサインを乗じたものとして縦方向風速信号を与え、上記風速信号と上記相対風向信号のサインとの積として横方向風速信号を与え、ヘリコプタの対気速度安全エンベロープを示す前方対気速度限界信号と後方対気速度限界信号と右方対気速度限界信号と左方対気速度限界信号とを与え、上記縦方向風速信号と上記前方対気速度限界信号との和として前方対地速度限界信号を与え、上記縦方向風速信号と上記後方対気速度限界信号との和として後方対地速度限界信号を与え、上記横方向風速信号と上記右方対気速度限界信号との和として右方対地速度限界信号を与え、上記横方向風速信号と上記左方対気速度限界信号との和として左方対地速度限界信号を与える手段と、 を備えている装置。
IPC (3件):
B64C 13/18 ,  B64C 27/04 ,  B64D 39/02
FI (3件):
B64C 13/18 D ,  B64C 27/04 ,  B64D 39/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自動飛行制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-295612   出願人:三菱重工業株式会社
  • 慣性速度指令システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-500885   出願人:ユナイテッドテクノロジーズコーポレイション

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