特許
J-GLOBAL ID:200903020369750352

浸漬式ビームスプリッタを備えた二段拡大方式のコンパクトな表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504430
公開番号(公開出願番号):特表2000-514204
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】浸漬式ビームスプリッタの使用により、一実施形態では、全反射の利用により薄型にされる虚像表示装置を提供する。この表示装置は、ソース物体が形成される結像面と、反射機能及び拡大機能をもつ第1の光学素子と、拡大機能をもつ第2の光学素子と、第1の光学素子と第2の光学素子との間に位置した浸漬式ビーム分割素子とを有し、浸漬式ビーム分割素子は、屈折率が空気よりも大きな光学的に透明な物質で包囲されたビームスプリッタを含む。照明源が、結像面に生じたソース物体を光学的に透明な物質を通してビームスプリッタに投射する。ビームスプリッタは、投射されたソース物体を第1の光学素子へ反射する。第1の光学素子は、投射したソース物体を拡大し、投射したソース物体の拡大された虚像をビームスプリッタへ反射する。拡大された虚像は、ビームスプリッタを横切って第2の光学素子に至り、この第2の光学素子は、拡大された虚像を拡大してソース物体の複合拡大虚像を生じさせる。
請求項(抜粋):
虚像表示装置であって、 ソース物体を結像させる結像面と、 反射機能及び拡大機能を備えた第1の光学素子と、 拡大機能を備えた第2の光学素子と、 第1の光学素子と第2の光学素子との間に位置していて、空気よりも大きな 屈折率を有する光学的に透明な物質により包囲されたビームスプリッタを含む 浸漬式ビーム分割素子と、 結像面に結像したソース物体を光学的に透明な物質を通してビームスプリッ タに投射する照明源とを備え、ビームスプリッタは、投射されたソース物体を 第1の光学素子に向かって反射し、第1の光学素子は、投射されたソース物体 を拡大すると共に投射されたソース物体の拡大虚像をビームスプリッタに向か って反射し、拡大虚像は、ビームスプリッタを横切って第2の光学素子に至り 、第2の光学素子は、拡大虚像を拡大してソース物体の複合拡大虚像を生じさ せる、 ことを特徴とする虚像表示装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 映像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-306506   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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