特許
J-GLOBAL ID:200903020415535151

エンジンのアイドル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262728
公開番号(公開出願番号):特開平8-121225
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの図示トルクと線形関係にあるとみなせる物理量をアイドル制御における比例積分制御の操作量として用いることによりエンジントルクを追従性良く増減させ、且つ、負荷の変動を予め予測し、負荷変動時の回転収束性を向上する。【構成】 実エンジン回転数NeにI分移動量FBNを加算し、さらに目標回転数移動量ΔNeを減算して設定したマップ指示回転数IRPMで基本行程吸入空気量のマップを参照して基本行程吸入空気量Gabaseを設定し、さらに、この基本行程吸入空気量Gabaseに負荷増減移動量ΔGaを加算して目標行程吸入空気量Gasetを算出する。そして、この目標行程吸入空気量GasetからISCVに出力するデューティ比DUTYiscを算出するとともに、燃料噴射量算出サブルーチンで目標行程吸入空気量Gasetに目標燃空比F/Aを乗算して燃料噴射量Gfを算出する。これにより、負荷変動時にも、エンジントルクを追従性良く増減させてアイドル回転の収束性向上を図る。
請求項(抜粋):
エンジンの図示トルクと線形関係にあるとみなせる物理量に対し、エンジン回転数を横軸とし物理量を縦軸とする特性ラインをエンジン回転数の増加に対して減少関数的に設定し、上記特性ラインに基づき、エンジンの図示トルクと負荷とが釣り合うエンジン回転数をアイドル時の目標回転数に一致させるための上記物理量の目標値を設定し、この目標値に基づく燃料噴射量に適合した空気量を得るようアイドル制御弁の開度を制御する際、上記特性ラインを、エンジン運転条件から予測される負荷変化分だけ縦軸方向に移動させるとともに、エンジン運転条件から予測される目標回転数変化分だけ横軸方向に移動させ、この移動した特性ラインに基づいて上記物理量の目標値を設定することにより、アイドル回転数をフィードフォーワード制御することを特徴とするエンジンのアイドル制御方法。
IPC (2件):
F02D 41/16 ,  F02D 41/02 315
引用特許:
審査官引用 (4件)
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