特許
J-GLOBAL ID:200903020437559399
エンジンの燃料噴射方法及びその装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038544
公開番号(公開出願番号):特開平10-220272
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、コモンレール圧力の微分値から得られる情報を利用して、流量制御弁及びインジェクタの電磁弁へのコマンドパルスのパラメータを補正して、インジェクタの燃料噴射特性の目標噴射特性からのバラツキを抑制する。【解決手段】 コモンレール圧力Pcの微分値Rの曲線から、インジェクタによる実際の燃料噴射についてのパラメータである、噴射開始時期Tis,総噴射量Qt、初期噴射量Qe及び最大噴射率Rmaxの情報を得て、これらのパラメータを、対応するエンジンの運転状態から求められる目標噴射特性に一致するように、燃料ポンプの吐出量を制御する流量制御弁とインジェクタの電磁弁とへのコマンドパルスの出力時期(PTpf,PTif)、及びインジェクタの電磁弁への総又は初期コマンドパルス幅(PWit,PWief)を制御する。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって送り出された燃料をコモンレールに貯留し、前記コモンレールから燃料流路を通じて供給された前記燃料をインジェクタに形成された噴孔からエンジンの燃焼室内に噴射し、前記エンジンの運転状態をセンサによって検出し、コントローラによって、前記センサからの検出信号に基づいて目標噴射特性を設定し且つ前記インジェクタによる前記燃料の噴射を実行するため前記目標噴射特性に対応する基本目標制御量を設定すると共に前記基本目標制御量に基づいて前記インジェクタによる噴射特性を制御するエンジンの燃料噴射方法において、前記燃料の噴射に伴う前記コモンレール内の燃料圧の時間経過に伴う変化率としての微分に基づいて前記噴射特性を求め、前記インジェクタの前記噴射特性のバラツキをなくすため、前記基本目標制御量を前記目標噴射特性と前記噴射特性とに基づいて補正した最終目標制御量を設定し、前記最終目標制御量に基づいて前記インジェクタによる前記噴射特性を制御することを特徴とするエンジンの燃料噴射方法。
IPC (7件):
F02D 41/38
, F02D 41/04 375
, F02D 41/40
, F02M 47/02
, F02M 51/00
, F02M 55/02 350
, F02M 63/00
FI (7件):
F02D 41/38 A
, F02D 41/04 375
, F02D 41/40 C
, F02M 47/02
, F02M 51/00 F
, F02M 55/02 350 E
, F02M 63/00 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭62-186034
-
内燃機関の燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-158209
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
前のページに戻る