特許
J-GLOBAL ID:200903020440169330

静電写真用液体現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-336412
公開番号(公開出願番号):特開2003-140403
出願日: 2001年11月01日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】現像-定着工程が迅速化され且つ大版サイズのマスタープレートを用いる電子写真製版システムにおいても、粒子の荷電安定性、分散安定性、再分散性及び定着性に優れ、かつ優れた印刷インク感脂性と耐刷性を可能にする液体現像剤を提供することである。【解決手段】電気抵抗109Ωcm以上、かつ誘電率3.5以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂粒子を分散して成る静電写真用液体現像剤において、上記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)、アミノ基を含有する一官能性単量体(B)、-PO3H2基、-SO3H基および-SO2H基から選ばれる酸性基を含有する一官能性単量体(C)、並びに特定成分を含有し、非水溶媒にコロイド状に分散してなる分散安定用樹脂(P)を含む溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であること。
請求項(抜粋):
電気抵抗109Ωcm以上、かつ誘電率3.5以下の非水溶媒中に、少なくとも樹脂粒子を分散して成る静電写真用液体現像剤において、上記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、一般式(I)で示されるアミノ基を含有する、単量体(A)と共重合可能な一官能性単量体(B)の少なくとも一種、-PO3H2基、-SO3H基および-SO2H基から選ばれる酸性基を少なくとも1つ含有する、単量体(A)と共重合可能な一官能性単量体(C)の少なくとも一種、並びに下記一般式(II)で示される重合成分を少なくとも含有する、該非水溶媒にコロイド状に分散してなる分散安定用樹脂(P)の少なくとも一種を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であることを特徴とする静電写真用液体現像剤。【化1】一般式(I)中、R1及びR2は各々同じでも異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を表すか、R1とR2が結合して窒素原子とともに環を形成してもよい。【化2】一般式(II)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-又は【化3】(ここでXは直接結合、-O-、-OCO-又は-COO-を表す)を表す。rは1〜12の整数を表す。Lは、炭素数8〜32のアルキル基または炭素数8〜32のアルケニル基を表す。b1およびb2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭化水素基、-COO-D1 、または炭化水素基を介した-COO-D1 を表す(ここでD1 は水素原子または置換されてもよい炭化水素基を示す)。
IPC (2件):
G03G 9/13 ,  G03G 9/12
FI (2件):
G03G 9/12 ,  G03G 9/12 321
Fターム (6件):
2H069CA03 ,  2H069CA04 ,  2H069CA08 ,  2H069CA22 ,  2H069DA01 ,  2H069FA02
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 静電写真用液体現像剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-103752   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 静電写真用カラー液体現像剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-338531   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開昭58-055939
全件表示

前のページに戻る