特許
J-GLOBAL ID:200903020451376167

スペクトラム拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182142
公開番号(公開出願番号):特開平9-018385
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 符号分割多重化数が大きい場合も小型で安価な通信装置を提供することを目的とする。【構成】 多重化する拡散符号チャネルに用いる拡散符号系列の組み合わせで送信機固有の識別データを受信側に通知する機能を有する符号分割多重通信装置間に同期専用の拡散符号チャネルを用意し、このチャネルを逆拡散することによって搬送波を再生し、この再生搬送波を用いて受信信号を直接ベースバンド信号に変換することで、データチャネルの復調のための相関器をディジタル信号処理回路で構成することを可能とし、送信側で選択された拡散符号チャネルを該ディジタル相関出力から容易に検出できるようにした。
請求項(抜粋):
入力直列データ列を所定のシンボル数(kシンボル)の並列データ列に変換する直並列変換手段と、入力された送信識別データに応じて同一の周期をもち符号位相の一致したn個のデータ用拡散符号系列からk個の並列の系列を選択して出力する符号系列選択手段と、該符号系列選択手段からのk個のデータ用拡散符号系列のそれぞれを変調する変調手段と、該変調手段のk個の出力と同期専用拡散符号系列を加算する加算手段と、該加算手段の出力を所定の送信周波数帯信号に変換して伝送路に送出するための送出手段とを有するスペクトラム拡散送信装置と;伝送路から信号を受信する受信信号と、該受信手段の出力とn個のデータ用拡散符号系列との相関演算を行う相関手段と、該相関手段の出力である相関値からnシンボルのデータを復調する復調手段と、前記相関値の絶対値が所定の値以上または以下であるチャネルの数を検出し、送信側で選択されたk個の拡散符号系列を検出する送信符号チャネル検出手段と、上記k個の拡散符号系列から送信識別データを判別して、送信側の送信識別データを再生して出力する送信識別手段と、前記復調手段の出力であるnシンボルのデータから前記送信チャネル検出手段にて検出されたk個の拡散符号に対するkシンボルのデータを選択して出力する復調データ選択手段と、該復調データ選択手段の出力であるkシンボルの並列データ列を直列データ列に変換する並直列変換手段とを有するスペクトラム拡散受信装置と;を具備することを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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