現像装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：宮川清 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-058300
公開番号（公開出願番号）：特開平10-240019
出願日： 1997年02月26日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を用い、像担持体上の潜像をトナーの付着によって可視化する現像装置において、二成分現像剤中に含まれるトナーの量を簡単な構成で制御し、安定した画像濃度を得る。【解決手段】現像ロール2の像担持体1と対向する位置の反対側に、周回可能な中空円筒状のスリーブ3aと、その内側に位置する磁界発生部材3bとからなる攪拌ロール3を配設する。攪拌ロール3の後方には、攪拌ロール3上の磁気ブラシをキャリア粒径のほぼ5倍以下の厚さに薄層化する現像剤規制部材7bと、薄層となった現像剤層にトナー収容部9からの補給トナーを案内するガイド部材7aとを備える。攪拌ロール3上に担持された二成分現像剤は、薄層化された後にトナーが補給されるので、磁気ブラシの転動によりトナーが十分に攪拌されると共に、キャリアに付着しないトナーは、攪拌ロール3が上方に移動することにより分離される。

請求項（抜粋）：

磁性キャリア粒子とこの磁性キャリア粒子に電気的に吸着されるトナーとを含む二成分現像剤を用い、像担持体上に形成された静電潜像に前記トナーを選択的に転移させて可視化する二成分現像装置において、無端状となった周面が周回可能となるように支持されたスリーブと、前記スリーブの内側に支持され、前記スリーブ上に現像剤を磁気的に吸着するとともに、周面が前記スリーブの周面と相対移動することによって前記スリーブ上の現像剤を搬送する磁界発生手段と、前記磁界発生手段による磁界で前記スリーブ上に吸着された現像剤に、補給するトナーを接触させるトナー供給手段とを有し、該トナー供給手段は、前記磁界発生手段の周面に設けられた隣接する2以上の磁極と同時に対向し得る範囲で、補給するトナーが前記現像剤と接触するようにトナー供給領域が設定されており、このトナー供給領域内の磁極間でスリーブ上に吸着された現像剤層の厚さhがキャリア粒子の径dのほぼ5倍以下となるように設定されていることを特徴とする現像装置。

IPC (2件)：

G03G 15/09 , G03G 15/08 507

FI (2件)：

G03G 15/09 Z , G03G 15/08 507 X

引用特許：

出願人引用 (8件)

特開平4-107586
現像装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-149263 出願人：三洋電機株式会社
現像装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-284505 出願人：富士通株式会社

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審査官引用 (11件)

特開平3-084576
特開平4-107586
現像装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-149263 出願人：三洋電機株式会社

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