特許
J-GLOBAL ID:200903020484678304

液圧ブレーキ装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森下 賢樹 ,  村田 雄祐 ,  三木 友由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-013788
公開番号(公開出願番号):特開2008-179228
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】液圧ブレーキ装置において、液漏れ等の失陥発生時にリザーバタンクからの空気吸い込みを防止しつつブレーキの制御可能時間を延長する。【解決手段】液面スイッチ80は、リザーバタンクの予め定められた下限液面へのブレーキ液面の低下を検知する。タイマ部108は、リザーバタンク内の液面の傾斜によって液面スイッチがブレーキ液面の低下を検知する第1時刻から、車両が加減速しておらずブレーキ液面が水平であるときに液面スイッチがブレーキ液面の低下を検知する第2時刻までの経過時間を計測する。液漏れ推定部103は、第1時刻の加速度を参照して液面高さマップ保持部102から対応する液面高さを取得し、経過時間と液面高さからブレーキ液面低下速度を算出する。猶予時間算出部110は、ブレーキ液面低下速度に基づいて液圧ブレーキ装置の制御を停止するまでの猶予時間を計算する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
リザーバタンクから導管を通じてブレーキ液を供給して車両に制動力を発生させる液圧ブレーキ装置において、 車両に発生する加速度を検出する加速度センサと、 リザーバタンクの予め定められた下限液面へのブレーキ液面の低下を検知する液面スイッチと、 車両の加減速時にリザーバタンク内のブレーキ液面の傾斜によって前記液面スイッチ以下にブレーキ液面が低下するときの前記下限液面からの液面高さを保持する液面高さマップ保持部と、 リザーバタンク内の液面の傾斜によって前記液面スイッチがブレーキ液面の低下を検知する第1時刻から、車両が加減速しておらずブレーキ液面が水平であるときに前記液面スイッチがブレーキ液面の低下を検知する第2時刻までの経過時間を計測するタイマ部と、 前記第1時刻における車両の加速度を参照して前記液面高さマップ保持部から対応する液面高さを取得し、前記経過時間と前記液面高さからブレーキ液面低下速度を算出する液漏れ推定部と、 前記ブレーキ液面低下速度に基づいて当該装置の制御を停止するまでの猶予時間を計算する猶予時間算出部と、 を備えることを特徴とする液圧ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60T 11/26 ,  B60T 17/22
FI (3件):
B60T8/00 Z ,  B60T11/26 A ,  B60T17/22 A
Fターム (20件):
3D046BB01 ,  3D046CC02 ,  3D046HH00 ,  3D046HH25 ,  3D046JJ24 ,  3D046KK11 ,  3D046LL05 ,  3D046MM03 ,  3D046MM34 ,  3D047BB03 ,  3D047CC07 ,  3D047CC22 ,  3D047HH01 ,  3D049BB03 ,  3D049CC02 ,  3D049HH41 ,  3D049HH47 ,  3D049HH48 ,  3D049RR02 ,  3D049RR05
引用特許:
出願人引用 (1件)

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