特許
J-GLOBAL ID:200903020493897795

大型建造物の直下における地盤の改良工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-000815
公開番号(公開出願番号):特開2001-193050
出願日: 2000年01月06日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 大型建造物の直下における地盤の改良工法を提供する。【解決手段】 先端にドリルヘッドを有する可撓性の連結用ロッドを備えた非開削式ボーリング機を用い大型建造物の近傍から該建造物に向かって斜め下方に削孔を開始し、所定の部位でドリルヘッドの推進の向きを水平に、次いで斜め上方に転じ地表に至るまで削孔してパイロット孔を形成し、上記ドリルヘッドをバックリーマーに換装し、パイロット孔を上記ボーリング機に向かって拡径することにより本孔を形成すると共に、パッカー装着薬液注入管とこれを収容している外管とを上記本孔内に引き込み、該外管を引き抜いて上記パッカー装着薬液注入管を本孔内に残置させて薬液を注入し、これらの操作を繰り返すことにより改良対象地盤域全体に亘って薬液を浸透させ、該薬液を固化させる。
請求項(抜粋):
先端にドリルヘッドを有する可撓性の連結用ロッドを備えた非開削式ボーリング機を用いて大型建造物の近傍から且つ該構造物に向かって斜め下方に削孔を開始し、上記ドリルヘッドの先端が所定の深さに達した時点でその推進の向きを水平に転じて削孔を継続し、次いで上記ドリルヘッドの推進の向きを斜め上方に転じて地表に至るまで削孔することによりパイロット孔を形成し、上記ボーリング機の上記ドリルヘッドをバックリーマーに換装し、一方パッカーが装着され、可撓性を有し且つ改良対象地盤域に該当する長さ部位に多数の細孔が穿たれている薬液注入管を可撓性を有する外管内に挿入し、該外管及び上記薬液注入管の少なくとも一方の遊端と上記バックリーマーとを接続し、該バックリーマーから滑剤をパイロット孔の内部側壁に噴射しつつ該パイロット孔の出口側から上記ボーリング機に向かって且つパイロット孔の孔径を拡径しながら上記バックリーマーにより二次削孔することにより本孔を徐々に形成してゆくと共に上記の薬液注入管収容外管を該本孔内に引き込み、上記ボーリング機本体に向かってパイロット孔内を次第に引き戻される上記連結用ロッドを上記ボーリング機本体側で個々に回収し、上記外管の先端が上記パイロット孔の入口に達した時点においてロッドの先端から上記バックリーマーを取り脱して回収し、上記外管を引き抜いて上記のパッカー装着薬液注入管を本孔内に残置させ、次いで薬液注入管に薬液を圧入して地盤に薬液を注入浸透させ、その後に上記ボーリング機を移動させて上記のパイロット孔の削孔操作、バックリーマーによる本孔の形成操作及び薬液注入管収納外管の本孔内引き込み操作、外管引き抜き操作並びに薬液注入操作を繰り返し行うことにより改良対象地盤域全体に亘って薬液を浸透させ、該薬液を固化させることを特徴とする、大型建造物の直下における地盤の改良工法。
IPC (2件):
E02D 3/12 101 ,  E21B 7/04
FI (2件):
E02D 3/12 101 ,  E21B 7/04 A
Fターム (12件):
2D029DA02 ,  2D040AB01 ,  2D040BB03 ,  2D040BC01 ,  2D040CA10 ,  2D040CB03 ,  2D040DA03 ,  2D040DA05 ,  2D040DA11 ,  2D040DB00 ,  2D040DC02 ,  2D040FA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭61-257501
  • 薬液注入工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-205228   出願人:株式会社大林組, 東亞合成株式会社
  • 推進工法用滑材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320067   出願人:クラレケミカル株式会社, 松村石油化成株式会社, 本岡通商株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-257501
  • 薬液注入工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-205228   出願人:株式会社大林組, 東亞合成株式会社
  • 推進工法用滑材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320067   出願人:クラレケミカル株式会社, 松村石油化成株式会社, 本岡通商株式会社
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