特許
J-GLOBAL ID:200903020519069306

分散共有メモリを用いたプロセス間通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-162900
公開番号(公開出願番号):特開2004-362476
出願日: 2003年06月06日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】大規模メッセージと小規模メッセージとが混在して転送される場合でも、実時間性を損なうことなく転送できる分散共有メモリを用いたメッセージ間通信方法を提供する。【解決手段】本発明では、OS又はAP層にローカルバッファを設ける。プロセスは、生成したメッセージの規模を制御手段に通知する。制御手段は、プロセスで生成されたメッセージが所定の規模を超えるか否かを判定し、所定の規模以下の場合当該メッセージを分散共有メモリに直接書込み、所定の規模を超える場合一旦ローカルバッファに書込んだ後分散共有メモリに書込む。これにより、大規模メッセージをローカルバッファに書込む時間期間内に実時間の高いメッセージを転送することができる。この結果、従来の分散共有メモリ方式に簡単な変更を加えるだけで実時間性を確保できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数のノードがネットワークを介して相互接続され、各ノードは、データないしメッセージを生成する1個又は複数個のプロセスと、他のノードとデータを共有するために用いられる分散共有メモリを有するメモリと、分散共有メモリへのデータの書込み及び呼出しを制御する制御手段と、分散共有メモリに格納されたデータのネットワークへの送信及びネットワークから送られてきたデータの受信を行うデータ転送装置とを具え、各ノードが自己の分散共有メモリにデータを書込むと、当該データが自動的に転送先のノードの分散共有メモリにそれぞれ転送される分散共有メモリを用いたプロセス間通信方法において、 各ノードは、プロセスが生成したデータを一時的に格納するローカルバッファを有し、前記制御手段は、プロセスにより生成されたデータのデータサイズが所定のデータ長以下の場合当該データを分散共有メモリに直接書込み、生成されたデータのデータサイズが前記所定のデータ長を超える場合当該データを前記ローカルバッファに一時的に書込んだ後分散共有メモリに書込むことを特徴とする分散共有メモリを用いたプロセス間通信方法。
IPC (2件):
G06F15/167 ,  G06F9/46
FI (2件):
G06F15/167 B ,  G06F9/46 360F
Fターム (6件):
5B045BB34 ,  5B045DD01 ,  5B045DD10 ,  5B098AA10 ,  5B098GA04 ,  5B098GC16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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