特許
J-GLOBAL ID:200903020531700410

水素分離装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-146138
公開番号(公開出願番号):特開2003-334418
出願日: 2002年05月21日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】【課題】 水素分離装置のさらなる小型化を可能とするような、水素分離装置を構成する部材間の接続に関わる技術を提供する。【解決手段】 水素分離装置10は、金属製の薄板状部材である改質ガス流路プレート30(30a,30b)と、水素分離プレート40(40a,40b)と、パージガス流路プレート50を備え、積層したこれらの薄板状部材間を、拡散接合によって接合して構成される。この拡散接合を行うに当たっては、その際の処理温度Tkを、各プレートの融点より低い温度に設定すると共に、水素分離装置10の使用環境下温度より高い温度に設定する。
請求項(抜粋):
水素を含有する水素含有気体から水素の抽出を行う水素分離装置の製造方法であって、水素を選択的に透過させる特性を有する水素分離膜を備えた薄様の金属製の水素分離部材を用意する工程(a)と、該水素分離部材の第1の面に隣接して配設されると、前記第1の面に沿った流路を、前記水素含有気体が通過する水素含有気体流路として前記水素分離部材と共に形成する薄様の金属製の第1流路部材を用意する工程(b)と、前記水素分離部材の第2の面に隣接して配設されると、前記第2の面に沿った流路を、前記水素分離膜を透過して前記水素含有気体から抽出された水素が通過する水素流路として前記水素分離部材と共に形成する薄様の金属製の第2流路部材を用意する工程(c)と、前記水素分離部材と前記第1、第2の流路部材とを含む複数の部材を所定の順序で積層して前記水素分離装置の半製品を形成する工程(d)と、前記水素分離膜を取り囲む前記複数の部材同士の接合箇所を、加熱処理を伴う接合手法で接合する工程(e)とを備え、前記工程(e)の加熱処理は、前記半製品を構成する部材の融点をT1とし、前記水素分離装置の使用環境下温度を前記融点T1より低いT2としたとき、T1>Tk>T2を満たす処理温度Tkで実行されることを特徴とする水素分離装置の製造方法。
IPC (5件):
B01D 53/22 ,  B01D 69/12 ,  B01D 71/02 500 ,  C01B 3/56 ,  H01M 8/06
FI (5件):
B01D 53/22 ,  B01D 69/12 ,  B01D 71/02 500 ,  C01B 3/56 Z ,  H01M 8/06 R
Fターム (32件):
4D006GA41 ,  4D006HA42 ,  4D006JA05A ,  4D006JA06A ,  4D006JA07A ,  4D006JA07C ,  4D006JB04 ,  4D006MA03 ,  4D006MA07 ,  4D006MB03 ,  4D006MB15 ,  4D006MC02X ,  4D006NA31 ,  4D006NA45 ,  4D006NA50 ,  4D006NA54 ,  4D006NA62 ,  4D006PA01 ,  4D006PB18 ,  4D006PB66 ,  4D006PC80 ,  4G140EA01 ,  4G140EA06 ,  4G140EB32 ,  4G140EB35 ,  4G140EB37 ,  4G140FA02 ,  4G140FB09 ,  4G140FC01 ,  4G140FE01 ,  5H027BA01 ,  5H027BA16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 水素透過膜及びその作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-103696   出願人:東京瓦斯株式会社
  • 水素生成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-396548   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭61-093817

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