特許
J-GLOBAL ID:200903020538809191

ポリオレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-200822
公開番号(公開出願番号):特開平6-157662
出願日: 1993年08月12日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 式 Ra -CH=CH-Rb 〔式中、 Ra および Rb は水素原子またはC1〜C14-炭化水素基であるかまたは Ra および Rb はそれらが結合する原子と一緒に環を形成し得る。〕のオレフィンを溶液、懸濁液または気相で-60〜200 °Cの温度、0.5 〜100barの圧力のもとでmeso型またはmeso:rac>1:99のmeso/rac- 混合状態のメタロセンと助触媒とより成る触媒の存在下に重合してオレフィンポリマーを製造する際に、メタロセンが式Iである。【効果】 高アイソタクチック性ポリオレフィンの加工特性が改善される。
請求項(抜粋):
式 Ra -CH=CH-Rb〔式中、Ra およびRb は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数1〜14の炭化水素基であるかまたはRa およびRb はそれらが結合する原子と一緒に環を形成し得る。〕で表されるオレフィンを溶液状態で、懸濁状態でまたは気相で-60〜200°Cの温度、0.5〜100bar の圧力のもとで遷移金属化合物としてのmeso型またはmeso:rac>1:99のmeso/rac-混合物の状態のメタロセンと助触媒から形成される触媒の存在下に重合または共重合することによってオレフィンポリマーを製造する方法において、メタロセンが式I【化1】〔式中、M1 は周期律表の第IVb、第Vbまたは第VIb族の金属であり、R1 およびR2 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数6〜10のアリールオキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数7〜40のアルキルアリール基、炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基またはハロゲン原子であり、残基R4 およびR5 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよい炭素原子数1〜10のアルキル基、ハロゲン化されていてもよい炭素原子数6〜10のアリール基および-NR102 、-SR10、-OSiR103 、-SiR103 または-PR102 基であり、その際R10はハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基または炭素原子数6〜10のアリール基であり、R3 およびR6 は互いに同じでも異なっていてもよく、R3 およびR6 は水素原子ではないという条件のもとでR4 に付いて規定した通りであるかまたは残基R3 〜R6 の二つ以上がそれらが結合する原子と一緒に環系を形成し、R7 は【化2】=BR11、=AlR11、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2 、=NR11、=CO、=PR11または=P(O)R11であり、その際R11、R12およびR13は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数1〜10のフルオロアルキル基、炭素原子数6〜10のアリール基、炭素原子数6〜10のフルオロアリール基、炭素原子数1〜10のアルコキシ基、炭素原子数2〜10のアルケニル基、炭素原子数7〜40のアリールアルキル基、炭素原子数8〜40のアリールアルケニル基または炭素原子数7〜40のアルキルアリール基であるかまたはR11とR12またはR11とR13とはそれぞれそれらの結合する原子と一緒に成って環を形成し、M2 は珪素、ゲルマニウムまたは錫であり、R8 およびR9 は互いに同じでも異なっていてもよく、R11について規定した通りでありそしてmおよびnは互いに同じでも異なっていてもよく、0、1または2であり、その際にm+nは0、1または2である。〕で表される化合物であることを特徴とする、上記方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 MFG ,  C08F 4/642
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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