特許
J-GLOBAL ID:200903020562671591

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-331556
公開番号(公開出願番号):特開平11-240314
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 サイプ入りブロックの倒れ込みを抑制すると共に、SATを抑制して良好な氷雪性能を発揮する空気入りタイヤを提供することを目的とする。【解決手段】 トレッド表面に形成されたブロック18には、表面部28から底部30へむかって所定角度捩じられたサイプ24が設けられている。接地圧が踏面26に作用することによって小ブロック18a〜18dが回転し、隣接する小ブロック同士を強い力で当接させる。この結果、小ブロック18a〜18dの倒れ込みが抑制され、踏面26における接地面積が増大し、氷雪性能が向上する。また、前記小ブロック18a〜18dの回転により、原形に戻ろうとする回転モーメント(SAT)が発生するため、スチールコードによって発生するSATを抑制することができる。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向に対して所定角度傾斜したコードを平行に配設した複数の補強層と、積層された前記補強層の上部に設けられたトレッドと、前記トレッド表面において、タイヤ周方向に形成された主溝と、前記主溝と交差する方向に形成されたラグ溝とによって区画されたサイプ入りブロック状陸部と、を備える空気入りタイヤであって、前記サイプは、前記ブロック状陸部においてタイヤ半径方向に伸びる第1捩じり中心軸と、略タイヤ幅方向に伸びる第2捩じり中心軸とを中心として捩じられた形状となっており、前記第1捩じり中心軸の位置P1がタイヤ幅方向におけるブロック状陸部の一方の端面から他方の端面までの間において、前記第2捩じり中心軸の位置P2がタイヤ半径方向における踏面からサイプ底までの間において、以下の関係式を満たす範囲内にあることを特徴とする空気入りタイヤ。0.2W≦P1≦0.8W0.2F≦P2≦0.6Fここで、P1、P2は、それぞれ前記第1、第2捩じり中心軸の位置、Wは、ブロック状陸部におけるタイヤ幅方向の一方の端面から他方の端面までの距離、Fは、タイヤ半径方向における踏面からサイプ底までの距離、である。
IPC (2件):
B60C 11/12 ,  B60C 11/11
FI (3件):
B60C 11/12 A ,  B60C 11/12 C ,  B60C 11/11 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-146142   出願人:横浜ゴム株式会社
  • 特開昭60-045405
  • ねじれ内蔵のタイヤのトレッド要素
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-166128   出願人:ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー

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