特許
J-GLOBAL ID:200903020590374527

エアダンパ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351172
公開番号(公開出願番号):特開平8-277873
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 扉のラッチ機能にすぐれたエアダンパを提供する。【解決手段】 エアダンパ10はハウジング12、コイルばね18、ピストンヘッド32にリップシール16を嵌着し特殊形状のカム24を備えたピストンロッド14、蓋19を含む。スロット87に上下可動に滑り嵌めされたラッチ22の先端のダイヤモンド形ボデーはカム24の周囲を相対的に移動する。リップシール16を嵌着する円板38bの直径は円板38aより小さくしてあり、縮径された結合部40には空気通路が成形されている。
請求項(抜粋):
開放可能な物体の制動比率を制御するエアダンパ組立体において、閉鎖端と、開放端とを有する円筒形のハウジングと、該ハウジングに往復動可能に挿入され、該ハウジングをヘッド室と、ロッド室とに区分するように該ハウジングの内部壁に対して入れ子式に摺動可能なピストンヘッドをその前端に有するピストンロッドとを備え、該ピストンヘッドが、結合部によって結合される一対の軸方向へ間隔を設けた第1,第2の円板部と、連続的なシールを形成するように該結合部の外周面に形成された環状溝において該結合部のまわりに緊密に装着されるリップシールとで形成され、更に、該第1円板部の一部に形成された第1オリフィスと、該第2円板部の一部に形成された第2オリフィスと、該結合部の周辺に形成され軸方向においてその全長にわたって延びるチャンネルとを有するオリフィス装置を備え、該オリフィス装置が、第1,第2の軸方向への前記ピストンロッドの移動によって前記ヘッド室と前記ロッド室との間を空気の流れが通過するのを許し、更に、前記ハウジングの開放端に強固に固定され、それを貫通する該ピストンロッドを収容する開口部を持つ環状フランジを有する蓋と、該ハウジング内に配置され、該ピストンロッドを外方へ押すのに役立つように該ハウジングの前記閉鎖端の内側面と前記ピストンヘッドの前記第1円板部との間に延びる圧縮コイルばねとを備え、該ピストンロッドを制御された速度の比率において第1軸方向へ移動するように該ピストンロッドが外方へ押されたときにのみ、前記リップシールが、該ハウジングの内周側壁に係合するその外周部分を有し、該ピストンロッドが該第1軸方向とは反対の前記第2軸方向へ移動されるとき、該リップシールの該外周部分がすぼむのを許されて該ハウジングの内周側壁から解放されるようになるように、従って、該ハウジング内に捕捉された空気が該リップシールの該外周部分と該ハウジングの該内周側壁との間を漏出するのを許され、これにより、制動されない一層高い速度の比率において該第2軸方向への該ピストンロッドの移動を容易にするように、前記第2円板部が、前記第1円板部の直径よりも小さい直径で形成されているエアダンパ組立体。
IPC (2件):
F16F 9/02 ,  B60R 7/06
FI (2件):
F16F 9/02 ,  B60R 7/06 G
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • エアダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-168334   出願人:イリノイツールワークスインコーポレイテッド
  • 特開平3-125043
  • 特開平3-125043

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