特許
J-GLOBAL ID:200903020702319737
可変分散補償器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-064392
公開番号(公開出願番号):特開2003-264505
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 柔軟かつ細かな分散補償を可変に行うことができるとともに、挿入損失が小さく使用帯域の透過特性に変化を与えることがない分散補償を可変に行うこと。【解決手段】 使用波長範囲内の波長に対する群遅延特性が下に凸の2次関数で近似できるエタロンE1と、使用波長範囲内の波長に対する群遅延特性が上に凸の2次関数で近似できるエタロンE2と、エタロンE1の反射側に設けられたペルチェ素子6と、ペルチェ素子6の加熱または冷却を制御する電源7および温度制御部8とを備え、温度制御部8によって制御されたペルチェ素子6の加熱または冷却によってエタロン板12の光学厚みを変化させてエタロンE1の群遅延特性を波長シフトし、光信号の通過によってエタロンE1,E2の各群遅延特性を合成させ、可変分散補償を行う。
請求項(抜粋):
所定波長範囲内の波長に対する群遅延特性が2次関数で近似できる第1光学部品と、前記所定波長範囲内の波長に対する群遅延特性が2次関数で近似でき、かつ前記第1光学部品が有する群遅延特性と相反する群遅延特性を有する第2光学部品と、前記第1光学部品および前記第2光学部品に対して群遅延補償対象の光信号をそれぞれ入出力接続する第1および第2の入出力ポートと群遅延補償対象の光信号を入力する入力ポートと群遅延補償後の光信号を出力する出力ポートとを有したサーキュレータと、前記第1光学部品あるいは前記第2光学部品の少なくとも一方の群遅延特性を波長に対してシフトさせる波長シフト手段と、を備え、前記群遅延補償対象の光信号が、前記入力ポート、前記第1の入出力ポート、第1光学部品、前記第1の入出力ポート、前記第2の入出力ポート、前記第2光学部品、前記第2の入出力ポート、および前記出力ポートを介して形成された光路を経由し、前記波長シフト手段による波長シフトによって設定された前記第1光学部品および前記第2光学部品が有する各群遅延特性が合成されることによって前記光信号の群遅延分散を可変に補償することを特徴とする可変分散補償器。
IPC (4件):
H04B 10/02
, G02B 5/28
, G02B 26/00
, H04B 10/18
FI (3件):
G02B 5/28
, G02B 26/00
, H04B 9/00 M
Fターム (18件):
2H041AA21
, 2H041AB10
, 2H041AC07
, 2H041AZ02
, 2H041AZ05
, 2H048GA09
, 2H048GA11
, 2H048GA23
, 2H048GA62
, 5K102AA01
, 5K102KA02
, 5K102KA33
, 5K102KA42
, 5K102MB12
, 5K102MB18
, 5K102MC04
, 5K102MC06
, 5K102RB02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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分散可変光等化器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-195796
出願人:日本電信電話株式会社
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光通信方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-133521
出願人:株式会社応用光電研究室, 菊池和朗
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色分散補償装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願平8-529816
出願人:古河電気工業株式会社
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