特許
J-GLOBAL ID:200903020732482152

タイヤ空気圧検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-032481
公開番号(公開出願番号):特開2002-234322
出願日: 2001年02月08日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】【課題】 車両旋回に起因した回転状態値のバラツキによる直線回帰精度の低下を防止すると共に、タイヤ空気圧低下時に警報される圧力のバラツキをなくす。【解決手段】 左右の転動輪における各車輪速度VFL、VFRに基づいて、車輪速度検出部によって検出された車輪速度のデータのうち、車両旋回中のデータを除去するように選別する。そして、選別されたデータを用いて車輪速度偏差値Dや前後車輪速度比βの演算を行う。具体的には、転動輪左右比Rの平均値RAVEを中心とした所定の幅Rwを有効範囲とし、求められた転動輪左右比Rが有効範囲外となる場合のデータを除去する。そして、有効範囲内のデータを用いて車輪速度偏差値Dや前後車輪速度比βを求める。
請求項(抜粋):
前輪駆動もしくは後輪駆動の車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段(2a〜2d、3a)と、車両旋回に起因して発生する左右輪間の車輪速度の偏りが打ち消されるように、前記車輪速度検出手段によって検出された各車輪速度を関係づけすることで求められる回転状態値(D)を演算する回転状態値演算手段(3c)と、前記車輪速度検出手段により検出された車輪速度に基づいて、駆動輪と従動輪との間のスリップ状態の程度に依存するスリップ状態値(β)を演算するスリップ状態値演算手段(3d)と、前記回転状態値演算手段によって演算された回転状態値、および前記スリップ状態値演算手段によって演算されたスリップ状態値を一次関数に回帰させて、回帰直線を導出する回帰演算手段(3e)と、前記回帰演算手段によって求められた回帰直線に基づき、前記回転状態値演算手段によって求められた回転状態値を補正する回転状態値補正手段(3g)と、前記回転状態値補正手段が求めた補正後の回転状態値に基づいて、前記各車輪のタイヤ空気圧の低下を判定する空気圧低下判定手段(3i)とを有しているタイヤ空気圧検出装置であって、左右の転動輪における各車輪速度(VFL、VFR)に基づいて、前記車輪速度検出手段によって検出された車輪速度に関するデータのうち、車両旋回中のデータを除去する選別手段(3b)を有し、該選別されたデータを用いて前記回転状態値演算手段による回転状態値の演算および前記スリップ状態値演算手段によるスリップ状態値の演算が行われるようになっていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • タイヤ空気圧検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-277469   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー, トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所
  • タイヤ内圧低下検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-029735   出願人:日産自動車株式会社

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