特許
J-GLOBAL ID:200903097692053531

タイヤ空気圧検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277469
公開番号(公開出願番号):特開平10-100624
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 車輪速から空気圧の低下した車輪を一つに特定することである。【解決手段】 タイヤ空気圧検知装置の演算処理装置2には、車輪速検出手段1a〜1dにより検出された車輪速から駆動輪の左右輪間の車輪速偏度と従動輪の左右輪間の車輪速偏度との偏差に依存する回転状態値を演算する回転状態値演算手段2bと、前後輪間の車輪速偏度を演算する前後輪車輪速偏度演算手段2gと、回転状態値と前後輪間車輪速偏度の回帰直線の傾きを演算する回帰演算手段2iと、回転状態値の正負よりタイヤ空気圧の低下した車輪を4輪のうち対角位置にある2輪に特定し、さらに上記傾きが0と認められる場合には従動輪と判定し、上記傾きが0と認められない場合には駆動輪と判定する空気圧低下判断部2fを具備せしめる。
請求項(抜粋):
前輪駆動もしくは後輪駆動の車両の各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、車輪速検出手段により検出された車輪速に基づいて前輪の左右輪間の車輪速偏度と後輪の左右輪間の車輪速偏度との偏差に依存する回転状態値を演算する回転状態値演算手段と、回転状態値の大きさを予め設定した上限値と比較し、回転状態値が上限値を越えているとき、回転状態値の正負より右側駆動輪もしくは左側従動輪の車輪速が速いことを示しているか、左側駆動輪もしくは右側従動輪の車輪速が速いことを示しているかを判定し、タイヤ空気圧が低下した車輪を、車輪速が速いものと判定された2つの車輪に特定する異常判定手段とを具備するタイヤ空気圧検知装置において、上記車輪速検出手段により検出された車輪速に基づいて前後輪間の車輪速偏度を演算する前後輪車輪速偏度演算手段と、上記回転状態値演算手段により演算された回転状態値および前後輪車輪速偏度演算手段により演算された前後輪間の車輪速偏度を一次関数に回帰せしめる回帰演算をし一次関数の傾きを、車輪のスリップ状態を表すスリップ状態値とする回帰演算手段とを具備せしめるとともに、上記異常判定手段は、スリップ状態値が0と認められる場合は上記2つの車輪のうちタイヤ空気圧が低下した車輪は従動輪であると判定し、0と認められない場合は上記2つの車輪のうちタイヤ空気圧が低下した車輪は駆動輪であると判定するように設定したことを特徴とするタイヤ空気圧検知装置。
IPC (2件):
B60C 23/06 ,  B60K 28/16
FI (2件):
B60C 23/06 A ,  B60K 28/16
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (2件)

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