特許
J-GLOBAL ID:200903020747351321
ドア開閉装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-379883
公開番号(公開出願番号):特開2006-183392
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】挟み込みの判定精度を向上する。【解決手段】補正電流が所定の増加状態にあるときにその増加量を積算し、積算した電流増加量積算値が所定の電流閾値を超えた場合に第1挟込条件と判定する。ドア移動速度が所定の減少状態にあるときにその減少量を積算し、積算したドア速度減少量積算値が所定のドア速度閾値を超えた場合に第2挟込条件と判定する。モータ回転速度が所定の減少状態にあるときにその減少量を積算し、積算したモータ速度減少量積算値が所定のモータ速度閾値を超えた場合に第3挟込条件と判定する。そして第1〜第3挟込条件の判定結果に基づいて挟み込みを判定する。したがって、ドアに挟み込み以外の荷重が掛かる場合をドア移動速度とモータ回転速度との位相差によって判断することによって、第1挟込条件を判定するための電流閾値を従前と比較して下げられるため、実際に挟み込みがあった場合の判定精度を向上できる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
駆動モータの駆動によってドアを開閉移動させる場合に、検出した前記ドアの移動速度および前記駆動モータの回転速度に基づいて前記駆動モータの印加電圧を増減調整することによって前記ドアを目標速度で開閉移動させて前記駆動モータの駆動によって発生した実電流値を前記ドアの移動にかかった負荷電流値に補正した補正電流として得るドア開閉装置において、
所定の演算サイクルごとに過去値と比較することにより前記補正電流の増加・減少を検知して、当該補正電流が所定の増加状態にあるときにその増加量を積算し、当該積算した電流増加量積算値が所定の電流閾値を超えた場合に第1挟込条件と判定する第1判定手段と、
所定の演算サイクルごとに過去値と比較することにより前記ドア移動速度の増加・減少を検知して、当該ドア移動速度が所定の減少状態にあるときにその減少量を積算し、当該積算したドア速度減少量積算値が所定のドア速度閾値を超えた場合に第2挟込条件と判定する第2判定手段と、
所定の演算サイクルごとに過去値と比較することにより前記モータ回転速度の増加・減少を検知して、当該モータ回転速度が所定の減少状態にあるときにその減少量を積算し、当該積算したモータ速度減少量積算値が所定のモータ速度閾値を超えた場合に第3挟込条件とする第3判定手段と、
前記第1挟込条件、第2挟込条件および第3挟込条件の判定結果に基づいて挟み込みを判定する挟込判定手段と
を備えたことを特徴とするドア開閉装置。
IPC (3件):
E05F 15/14
, B60J 5/00
, B60J 5/06
FI (3件):
E05F15/14
, B60J5/00 D
, B60J5/06 A
Fターム (11件):
2E052AA09
, 2E052CA06
, 2E052EA15
, 2E052EB01
, 2E052EC01
, 2E052GA08
, 2E052GA10
, 2E052GB06
, 2E052GC06
, 2E052HA01
, 2E052KA15
引用特許:
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