特許

J-GLOBAL ID：200903020786706633

抗菌剤のスクリーニング方法およびそれに用いる微生物

発明者： 山本 兼由 ,  内海 龍太郎
出願人/特許権者： 財団法人大阪産業振興機構
代理人 (1件)： 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-043231
公開番号（公開出願番号）：特開2004-248596
出願日： 2003年02月20日
公開日（公表日）： 2004年09月09日
要約：

【課題】薬剤耐性菌の出現が抑制できる抗菌剤のスクリーニング方法を提供する。【解決手段】本発明の抗菌剤のスクリーニング方法は、細菌の二成分情報伝達系の阻害活性を指標にして、抗菌剤候補化合物から抗菌剤を選択する工程を含む方法である。例えば、レギュレータータンパク質YycFの第215番目のヒスチジン(His)がプロリン(Pro)に置換されている枯草菌変異株を用いれば、図1に示すように、レギュレータータンパク質がターゲット遺伝子と結合できず、この遺伝子の発現が制御され、これを指標として抗菌剤のスクリーニングが可能である。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

抗菌剤のスクリーニング方法であって、細菌の二成分情報伝達系の阻害活性を指標にして、抗菌剤候補化合物から抗菌剤を選択する工程を含む方法。

IPC (5件)：

C12Q1/02 ,  A61K45/00 ,  A61P31/04 ,  C12N1/21 ,  C12N15/09

FI (5件)：

C12Q1/02 ,  A61K45/00 ,  A61P31/04 ,  C12N1/21 ,  C12N15/00 A

Fターム (28件)：

4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA04 ,  4B024DA06 ,  4B024DA07 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ20 ,  4B063QQ98 ,  4B063QR59 ,  4B063QR75 ,  4B063QR80 ,  4B063QS24 ,  4B063QS28 ,  4B063QX01 ,  4B065AA19X ,  4B065AA19Y ,  4B065AA26X ,  4B065AA26Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA46 ,  4C084AA17 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB35

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 二成分制御系遺伝子、ポリペプチド、組換えベクター及びエルシニア属細菌感染症の予防・治療剤の選別法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-111817   出願人：株式会社ヤクルト本社

引用文献：

審査官引用 (3件)

• バイオサイエンスとインダストリー, 2000, vol.58, no.4, p.34-37
• Proc. Natl. Acad. Sci. U S A., 1998, vol.95, no.9, p.5317-5322
• バイオサイエンスとインダストリー, 2000, vol.58, no.4, p.34-37