特許
J-GLOBAL ID:200903020828779784

アンカーの免震構造およびその免震工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351733
公開番号(公開出願番号):特開平11-181769
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造ないし工法でありながら、地震時であってもアンカー体の破断を防止することができるアンカーの免震構造および免震工法を提供する。【解決手段】 地盤2に埋め込んだアンカー体10内のテンドン12を定着具21より緊張し、その反力を定着具より直接又は支圧板23を介して締付対象物側の台座25に伝達させて、テンドンを緊張状態に維持するようにした構造であって、定着具21と台座25との間、定着具と支圧板との間又は支圧板と台座25との間の少なくとも一箇所に、バネ26を配設し、地震時における地盤の変形挙動に伴う地盤と支圧板との間の相対変位を吸収するように作用しているので、地震時において、地盤とアンカー体頭部15との間に相対変位が生じた場合であっても、アンカー体10には大きな荷重が作用することはない。皿バネ27は、変形が進んでも荷重が余り変化しないので、テンドン12の緊張力をほとんど低下させることなくその破断を防止することができる。
請求項(抜粋):
地盤や構造物などの締付対象物にアンカー体を埋め込み、アンカー体内部に配設された緊張材としてのテンドンをその外部端に固定した定着具より緊張し、その反力を該定着具より直接又は支圧板を介して締付対象物側に伝達させて、テンドンを緊張状態に維持するようにしたアンカーの免震構造において、前記定着具と前記締付対象物との間、前記定着具と支圧板との間、および前記支圧板と前記締付対象物側との間の少なくとも一箇所に、地震時における前記締付対象物の変形挙動に伴う該締付対象物と前記定着具ないしは支圧板との間の相対変位を吸収する弾性部材を配設したことを特徴とするアンカーの免震構造。
IPC (3件):
E02D 5/80 ,  E02D 5/76 ,  E02D 27/34
FI (3件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 5/76 ,  E02D 27/34 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る