特許
J-GLOBAL ID:200903020828946630

液晶デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083773
公開番号(公開出願番号):特開平8-283719
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【構成】 透明性電極層を有する少なくとも一方が透明な2枚の基板間に、下記一般式(I)及び一般式(II)で表される化合物群から少なくとも1つ選ばれる化合物を含有する液晶材料及び透明性固体物質を含有する調光層であって、調光層の層厚d(μm)と液晶材料の複屈折率異方性Δnの積Δn・dが0.35〜0.8の範囲にある調光層を挟持して成る液晶デバイス。【化1】【化2】(R1、R2;C2〜7の直鎖状アルキル基、アルケニル基、CkH2k+1-O-ClH2l(k、l;1〜5の整数)、i、j;0、1、X1、X2、X3;H、F、Y1、Z1;単結合、-COO-、-C2H4-、-C4H8-)【効果】 本発明の液晶デバイスは、直線偏光した入射光をそのままの状態で透過させるか、楕円偏光、円偏光或いは90°ずれた直線偏光に変換して透過させるかの調光機能を有し、この調光機能が入射角の変化に依って現れる波長依存性を受けにくい。
請求項(抜粋):
透明性電極層を有する少なくとも一方が透明な2枚の基板間に挟持された調光層を有し、該調光層が液晶材料及び透明性固体物質を含有する光散乱形液晶デバイスにおいて、調光層の層厚d(μm)と液晶材料の複屈折率異方性Δnとの積Δn・dが0.35〜0.8の範囲にあり、かつ、前記液晶材料が、(a)一般式(I)【化1】[式中、R1は炭素原子数2〜7の直鎖状アルキル基、アルケニル基又は一般式【化2】CkH2k+1-O-ClH2l-(式中、k及びlは各々独立的に1〜5の整数を表わす。)で表わされるアルコキシアルキル基を表わし、iは0又は1を表わし、X1はH又はFを表わし、Y1及びZ1は各々独立的に、 単結合、-COO-、-C2H4-又は-C4H8-を表わす。]で表わされる化合物及び(b)一般式(II)【化3】[式中、R2は炭素原子数2〜7の直鎖状アルキル基、アルケニル基又は一般式【化4】CkH2k+1-O-ClH2l-(式中、k及びlは各々独立的に1〜5の整数を表わす。)で表わされるアルコキシアルキル基を表わし、jは0又は1を表わし、X2及びX3は各々独立的にH又はFを表わす。)で表わされる化合物から成る第1の化合物群から選ばれる少なくとも1つの化合物を含有する液晶組成物であることを特徴とする液晶デバイス。
IPC (3件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/30 ,  G02F 1/13 500
FI (3件):
C09K 19/42 ,  C09K 19/30 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (3件)

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