特許
J-GLOBAL ID:200903020830780919

被固定物の壁材への取付用器具および被固定物の壁材への取付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255500
公開番号(公開出願番号):特開平9-072318
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 壁裏補強材と壁表補強材とを壁材側に容易かつ充分に固定できる被固定物の壁材への取付用器具を提供する。【解決手段】 この取付用器具では、可撓性を有する細長い引張部材14を、複数の壁裏補強材10,11にそれぞれ穿設した挿通孔10e,11eに差し込んだ後、これらを壁孔Hを通して壁材Wの裏面W1側に移動させ、つぎに、引張部材14を壁材Wの表面W1側に引っ張り、壁裏補強材10,11の挿通孔10e,11eどうしを位置合せして、これらを互いに交差状に開かせることにより、この壁裏補強材10,11の両端部を壁材Wの壁孔H周りに係合させ、つぎに、固定ねじ15を壁材Wの表面W2側の壁表補強材12の加圧孔12bに差し込んだ後、これを、壁材Wから最も遠い側の壁裏補強材10に形成したねじ孔10dにねじ込んで、壁表補強材12の外端部と複数の壁裏補強材10,11の両端部とを壁材Wの壁孔H周りに加圧させる。
請求項(抜粋):
補強材を壁材の表裏に加圧固定することにより、被固定物が壁材に取り付けられる被固定物の壁材への取付用器具において、壁材の裏面側で、互いに交差するように位置決めされる複数の壁裏補強材と、上記複数の壁裏補強材にそれぞれ穿設した挿通孔に通される、可撓性を有する細長い引張部材と、上記壁材の表面側の壁孔周りに配置される壁表補強材と、上記壁表補強材に穿設した加圧孔に差し込まれた後、少なくとも上記壁材から最も遠い側の上記壁裏補強材に形成したねじ孔にねじ込まれる固定ねじとを有し、かつ、上記壁裏補強材が、上記壁孔を通って上記壁材の裏面側に移動できるサイズに形成されているとともに、交差状に位置決めされた際に、両端部が上記壁孔の周囲に当接できるサイズに形成されており、さらに、上記各壁裏補強材に対して、上記挿通孔が、この挿通孔に通された上記引張部材の端部側を上記壁材の表面側に引っ張った際に、上記複数の壁裏補強材を交差状に開かせるような位置に、少なくとも2つ設けられていることを特徴とする被固定物の壁材への取付用器具。
IPC (2件):
F16B 5/02 ,  F16B 9/02
FI (2件):
F16B 5/02 F ,  F16B 9/02 K
引用特許:
審査官引用 (6件)
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