特許
J-GLOBAL ID:200903020873562290

利得精度を改善したシグマ-デルタ変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-516482
公開番号(公開出願番号):特表2001-505038
出願日: 1998年08月03日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】シグマ-デルタ変調器では、入力回路網の利得段(20)と、帰還回路網の利得段(22)とを規則的に入れ替える(“チョッパする”)。これにより2つの利得段間の差異を平均化して、システムの利得を正確に規定する。2つの利得段間の利得の差をチョッピング周波数で変調させる。このチョッピング周波数は関連する重要な周波数帯域以外の周波数とすることができる。さらに、完全に差動式の回路を用いることによって、チョッピングは、2つの利得段のオフセット及びフリッカーノイズがチョッピング周波数に対して変調されるように行なうことができる。
請求項(抜粋):
アナログ入力信号をディジタル出力信号に変換するシグマ-デルタ変調器で あって: - アナログ入力信号に応答して増幅入力信号を供給する第1利得段(2;2 0)を具えている入力回路網と; - 前記増幅入力信号と増幅帰還信号との比較結果に応答して差信号を供給す る手段(4)と; - 前記差信号をろ波し且つろ波した差信号を供給するフィルタリング手段( 6)と; - 前記ろ波した差信号をサンプリングすると共に量子化し、且つディジタル 出力信号を供給する出力端子を有している手段(8,10)と; - 前記ディジタル出力信号をアナログ帰還信号に変換するディジタル-アナ ログ変換器(12)及び前記アナログ帰還信号に応答して前記増幅帰還信号を 供給する第2利得段(14;22)を具えている帰還回路網と; を具えているシグマ-デルタ変調器において、当該シグマ-デルタ変調器がさ らに: - 前記第1利得段(2;20)と前記第2利得段(14;22)とを規則的 に入れ替える交換手段(44); を具えていることを特徴とするシグマ-デルタ変調器。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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