特許
J-GLOBAL ID:200903020885122619
プロスタグランジンエンドペルオキシドHシンターゼ生合成阻害薬
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-514596
公開番号(公開出願番号):特表2002-511887
出願日: 1998年08月20日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】本発明は、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害薬である、詳細にはシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)の選択的阻害薬であるピリダジノン化合物について説明するものである。消化(GI)管および腎臓などの多くの組織での重要な「ハウスキーピング」酵素である構成イソ型であるシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とは対照的に、COX-2は炎症に関連する誘導イソ型である。これら化合物のCOX-2に対する選択性により、現在市販されている非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)で認められる望ましくないGIおよび腎臓での副作用が低減する。
請求項(抜粋):
下記式Iの化合物あるいは該化合物の医薬的に許容される塩、エステルまたはプロドラッグ。 [式中、 Xは、O、S、NR4、N-ORaおよびN-NRbRcからなる群から選択され;R4は、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、複素環、複素環(アルキル)およびアリールアルキルからなる群から選択され;Ra、RbおよびRcは独立に、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールおよびアリールアルキルからなる群から選択され; Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキルスルホニルアリールアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、シアノアルキル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルコキシ、アリールオキシ、アリールカルボニルアルキル、複素環、複素環(アルキル)、複素環(アルコキシ)、複素環(オキシ)、-C(O)R5、-(CH2)nC(O)R5、-R6-R7、-(CH2)nCH(OH)R5、-(CH2)nCH(ORd)R5、-(CH2)nC(NORd)R5、-(CH2)nC(NRd)R5、-(CH2)nCH(NORd)R5、-(CH2)nCH(NRdRe)R5、-(CH2)nC≡C-R7、-(CH2)n[CH(CX’3)]m-(CH2)n-CX’3、-(CH2)n(CX’2)m-(CH2)n-CX’3、-(CH2)n[CH(CX’3)]m-(CH2)n-R8、-(CH2)n(CX’2)m-(CH2)nR8、-(CH2)n(CHX’)m-(CH2)n-CX’3、-(CH2)n(CHX’)m-(CH2)n-R8および-(CH2)n-R20からなる群から選択され; R5は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、複素環および複素環(アルキル)からなる群から選択され; R6は、アルキレンまたはアルケニレンであり; R7およびR8は独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、複素環および複素環(アルキル)からなる群から選択され; R20は、アルキル、アルケニル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、複素環および複素環(アルキル)からなる群から選択され; RdおよびReは独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、複素環および複素環(アルキル)からなる群から選択され; X’はハロゲンであり; nは0〜約10であり、mは0〜約5であり; R1、R2およびR3のうちの1個以上が、-X1-R9基を有する置換基で置換された、下記式の構造を有する基であり; X1は、-SO2-、-SO(NR10)-、-PO(OR11)-および-PO(NR12R13)-からなる群から選択され; R9は、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アミノ、-NHNH2、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、チオール、アルキルチオールおよび保護基からなる群から選択され; X2は、水素またはハロゲンからなる群から選択され; R10、R11、R12およびR13は独立に、水素、アルキルおよびシクロアルキルからなる群から選択されるか、あるいはR12およびR13が、それらが結合している窒素とともに、3〜6員の複素環を形成していても良く; R1、R2およびR3の基のうちの残りの2個は独立に、水素、水酸基、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アミド、アミドアルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、アミノ、アミノカルボニル、アミノカルボニルアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、アリールアルキルアミノ、ジアリールアミノ、アリール、複素環、複素環(アルキル)、シアノ、ニトロおよび-Y-R14からなる群から選択され;Yは、-O-、-S-、-C(R16)(R17)-、C(O)NR21-、-C(O)-、-C(O)O-、-NH-、-NC(O)-および-NR19-からなる群から選択され;R14は、水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、水酸基、シクロアルキル、シクロアルケニル、アミノ、シアノ、アリール、アリールアルキル、複素環および複素環(アルキル)からなる群から選択され; R16、R17およびR19は独立に、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アリール、アリールアルキル、複素環、複素環(アルキル)またはシアノからなる群から選択され; R21は、水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アリール、アリールアルキル、複素環、複素環(アルキル)またはシアノからなる群から選択される。]
IPC (12件):
C07D237/14
, A61K 31/50
, A61K 31/501
, A61P 19/02
, A61P 19/10
, A61P 29/00
, A61P 29/00 101
, A61P 35/00
, A61P 43/00 111
, C07D237/18
, C07D237/20
, C07D409/04
FI (12件):
C07D237/14
, A61K 31/50
, A61K 31/501
, A61P 19/02
, A61P 19/10
, A61P 29/00
, A61P 29/00 101
, A61P 35/00
, A61P 43/00 111
, C07D237/18
, C07D237/20
, C07D409/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ピロール誘導体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-313916
出願人:エフ・ホフマン-ラロシユアーゲー
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特開昭55-111473
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特表昭57-501328
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