特許
J-GLOBAL ID:200903020956400402

聴覚能力検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 福島 三雄 ,  小山 方宜 ,  向江 正幸 ,  面谷 和範
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-435476
公開番号(公開出願番号):特開2005-192622
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】同異弁別能力やチューニング能力といった多種多様な聴覚能力を実際生活に則した条件下で適正かつ高精度に検査する。【解決手段】音源手段4と、この音源手段4からの音声データを聴覚能力の検査に際して純音、自然音、人の声、楽曲音又は楽器音を主検査音とする一方、所定条件の生活環境下で発生する音声を副検査音とし、これら主検査音及び副検査音を被検者の左右の耳又は何れか一方の耳に放音する音声出力手段16,18と、主入力手段24から聴覚能力検査の開始指令が送出されてきた時、この検査内容に応じて音源手段4及び音声出力手段16,18に対し検査音の音声データを出力させ、副入力手段25より聴覚能力検査に応答する解答情報が送出されてくると、この解答情報から当該検査に対する解答内容の解析処理を行う制御手段15と、聴覚能力検査に関した情報を画面に表示する表示部と、聴覚の力検査に関した情報を記録する記録手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マイク集音による音声、通信ネット配信の音声または電子楽器で音声合成した音声を音声データとして記録保持した音源手段と、 この音源手段からの音声データを、聴覚能力の検査に際して純音、自然音、人の声、楽曲音または楽器音を主検査音とする一方、所定条件の生活環境下で発生する複数種の音声を前記主検査音に対する副検査音とし、これら主検査音および副検査音を被検者の左右の耳または何れか一方の耳に放音する音声出力手段と、 前記聴覚能力検査を進行させる情報を入力する主入力手段と、 前記聴覚能力検査に応じる情報を入力する副入力手段と、 前記主入力手段から前記聴覚能力検査の開始指令が送出されてきたとき、この検査内容に応じて前記音源手段および前記音声出力手段に対し前記検査音の音声データを出力させ、前記副入力手段より前記聴覚能力検査に応答する解答情報が送出されてくると、この解答情報から当該検査に対する解答内容の解析処理を行う制御手段とを備え、 この制御手段が、前記主入力手段からの検査指令に従い前記主検査音を前記被検者に聴取させたときの応答により、 当該主検査音同士の高さが一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査する音高同異弁別能力検査(1)、 当該主検査音同士の音程が一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査する音程同異弁別能力検査(2)、 当該主検査音同士の音量が一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査する音量同異弁別能力検査(3)、 当該主検査音同士のリズム・テンポが一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査するリズム・テンポ同異弁別能力検査(4)、 当該主検査音同士の音質が一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査する音質同異弁別能力検査(5)、 当該主検査音同士の旋律が一致しているか否かに関する前記被検者の弁別能力を検査する旋律同異弁別能力検査(6)、 当該主検査音の高さの変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査する音高チューニング能力検査(7)、 当該主検査音の音程の変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査する音程チューニング能力検査(8)、 当該主検査音の音量の変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査する音量チューニング能力検査(9)、 当該主検査音のリズム・テンポの変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査するリズム・テンポチューニング能力検査(10)、 当該主検査音の音質の変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査する音質チューニング能力検査(11)または前記各同異弁別能力検査および各チューニング能力検査のそれぞれを当該主検査音の旋律の変化に前記被検者の前記解答情報が追従しているか否かのチューニング能力を検査する旋律チューニング能力検査(12)のうち複数の検査を実行することを特徴とする聴覚能力検査装置。
IPC (1件):
A61B5/12
FI (1件):
A61B5/12
Fターム (1件):
4C038AA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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