特許
J-GLOBAL ID:200903020957153522

楔形出射方向特性調整素子を用いた面光源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083718
公開番号(公開出願番号):特開平7-270708
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 製造コストが低く、コンパクトで等厚的な全体構造を有し、伝播方向分布が所望のものに調整された均一な出射光束を生成する面光源装置の提供。【構成】 楔形状の光散乱導光素子1の光入射面2から、光散乱導光素子1内に入射した光は、光取出面3から指向性を持った光束に変換されて取り出され、光散乱導光素子1に対して相補的な位置関係で配置された光散乱導光素子の光取入面13から楔形出射方向特性調整素子10に取り入れられる。楔形出射方向特性調整素子10の光取入面13または/及び光出射面14には、縦断/横断方向について光の伝播指向性を調整する為のプリズム状起伏が形成されている。また、楔形出射方向特性調整素子10には、必要に応じて弱い散乱能が付与されており、面光源装置から出射される光の指向性のシャープさの度合を調整する機能を果している。このような構造及び機能は、液晶表示装置のバックライト光源として使用した場合に極めて有利である。
請求項(抜粋):
有効散乱照射パラメータE[cm-1]の値が0.5≦E≦50の範囲にあり、光散乱能を生み出す屈折率不均一構造の相関関数γ(r)をγ(r)=exp[-r/a](但し、rは光散乱導光体内の2点間距離)で近似した時の相関距離a[μm]の値が0.06≦a≦35の範囲にある一様な散乱能が与えられた楔形状断面を有する体積領域を含む指向出射性の光散乱導光素子と、前記光散乱導光素子の光取出面との間に小間隔を形成すると共に前記光散乱導光素子と相補的な位置関係を以て配置された楔形出射方向特性調整素子と、前記光散乱導光素子の前記楔形状断面の断面積が相対的に大きな方の端面側に配置された光入射手段を備え、前記楔形出射方向特性調整素子が、前記光散乱導光素子よりも小さな有効散乱照射パラメータEを有する光散乱導光体で構成されており、前記光散乱導光素子の光取出面に対向する前記楔形出射方向特性調整素子の光取入面あるいは該光取入面と相反する側の光出射面の少なくとも一方には、光出射方向修正用のプリズム状起伏が形成されていることを特徴とする楔形出射方向特性調整素子を用いた面光源装置。
IPC (3件):
G02B 27/00 ,  G02B 6/00 331 ,  G02F 1/1335 530
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 散乱・光伝送体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-007896   出願人:小池康博
  • 液晶用照明装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-117246   出願人:シャープ株式会社
  • 面光源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-066697   出願人:積水化学工業株式会社
全件表示

前のページに戻る