特許
J-GLOBAL ID:200903020963173918

インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドからのインク吸引制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-171888
公開番号(公開出願番号):特開2000-006436
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 インクカートリッジの交換に伴って生ずる記録ヘッドのインク吐出不良の発生を防止することができるインクジェット式記録装置を提供すること。【解決手段】 吸引シーケンス制御手段66は、キャリッジ上に装着されたインクカートリッジ9,10のいずれかが交換されたことをインクカートリッジ検出手段69により検出して、キャリッジモータ制御手段68に指令を送り、各キャッピング手段によって各記録ヘッドのノズル開口をそれぞれ封止させる。そして、クリーニング制御手段63を介してポンプ駆動手段を制御し、各記録ヘッド7,8に対応する吸引ポンプ12A,12Bを駆動してインクの吸引を実施する。特に、インクカートリッジの非交換側の記録ヘッドに対しても吸引操作がなされるため、カートリッジ交換等による衝撃により破壊されたカートリッジ非交換側の記録ヘッドのメニスカスの回復もなされる。
請求項(抜粋):
記録用紙の幅方向に移動するキャリッジ上に装填され、ノズル開口からインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドに対してそれぞれインクを供給するために前記キャリッジ上に装着された複数の独立したインクカートリッジを備えたインクジェット式記録装置であって、前記記録ヘッドのノズル開口列を封止し、記録ヘッドのノズル開口よりインク滴を吸引するキャッピング手段と、前記キャッピング手段に対して負圧を印加するための吸引ポンプを駆動するポンプ駆動手段と、前記キャリッジ上に装着されたインクカートリッジのいずれか1つ、もしくは複数が交換されたことを検出するインクカートリッジ検出手段と、前記インクカートリッジ検出手段によってインクカートリッジが交換されたことを検出した場合に、前記キャッピング手段によって記録ヘッドのノズル開口を封止すると共に、前記ポンプ駆動手段を駆動してノズル開口より各インクカートリッジから供給されるインク滴をそれぞれ吸引するインク吸引制御手段とを具備したことを特徴とするインクジェット式記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B41J 2/165
FI (3件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 102 R ,  B41J 3/04 102 N
Fターム (9件):
2C056EA14 ,  2C056EA17 ,  2C056EB25 ,  2C056EB44 ,  2C056EC24 ,  2C056EC57 ,  2C056FA10 ,  2C056JA13 ,  2C056KC05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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