特許
J-GLOBAL ID:200903021088820323

音響結合の影響を除去するためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-250119
公開番号(公開出願番号):特開平9-172396
出願日: 1996年09月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 効率的な費用のアンチハウリングシステムと、本物の二重の会話のすばやい検出を可能にし、かつスピーカホンによる会話の間スピーカホンのマイクロホンと拡声器との間の音響エコー経路の急激な変化に帰因する、望ましくないハウリングを実質的になくす方法とを提供する。【解決手段】 スピーカホンの実施例は、少なくとも2つのメモリバッファを有するシステムプロセッサによって行なわれる、遅延が補償され、かつ正規化されたクロス乗積計算を含む。一方のバッファは拡声器信号に関連し、他方のバッファはマイクロホン信号に関連する。マイクロホン音声信号入力および拡声器音声信号入力の、遅延が補償されたクロス乗積は、信号レベルの変動によって生み出される計算上のエラーを減らすよう、2つの信号のエネルギ推定値によって決定され、かつ正規化される。
請求項(抜粋):
ローカルユーザとリモートユーザとの間の電話通話の間音響結合の影響を特定し、除去するためのシステムであって、送信信号は前記ローカルユーザによって入力され、受信信号は前記リモートユーザによって入力され、前記システムは、前記送信信号を送信するための第1の変換器と、前記第1の変換器の近くに置かれ、前記受信信号を受信し、送信するための第2の変換器とを備え、拡声器のマイクロホンに対する近接は、関連したエコーを有する音響結合を引き起こし、さらに前記送信および受信信号を伝えるための通話手段を備え、前記送信および受信信号は、代表的な送信サンプルおよび受信サンプルならびに送信および受信信号エネルギを有し、前記通話手段は、前記送信サンプルを受信する第1のノードと、前記受信サンプルを受信する第2のノードとを含み、さらに前記第1のノードで受信された前記送信サンプルおよび前記第2のノードで受信された前記受信サンプルが実質的に相関するかどうかを判断するための相関手段を備え、前記相関は相関情報を提供し、さらに前記相関情報を処理するためのプロセッサを備え、それによりもし前記送信サンプルと前記受信サンプルとの間で前記相関が強ければ、前記プロセッサは、前記送信サンプルが前記受信サンプルに類似すると判断し、したがってエコーを表わし、もし前記相関が弱ければ、前記プロセッサは前記送信サンプルは前記ローカルユーザからの入力送信信号を表わすと推断する、音響結合の影響を特定し、除去するためのシステム。
IPC (5件):
H04B 3/20 ,  G10K 15/00 ,  H03H 17/00 601 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60
FI (5件):
H04B 3/20 ,  H03H 17/00 601 N ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C ,  G10K 15/00 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • エコーキャンセラー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-193389   出願人:株式会社リコー
  • 特開平3-173229
  • 特開平3-173229
全件表示

前のページに戻る