特許
J-GLOBAL ID:200903021145003388

固体撮像装置及びその読み出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-244576
公開番号(公開出願番号):特開2003-060990
出願日: 2001年08月10日
公開日(公表日): 2003年02月28日
要約:
【要約】【課題】 従来は、インターレース方式の映像信号の読み出しの際に、組み合わせになる画素がいつも同じであり、解像度が半分になってしまう。画素の組み合わせを切り替えるようにするためには、切り替え用トランジスタが必要になる。【解決手段】 カレントミラー回路11を使用した固体撮像装置(CMOSイメージセンサ)において、インターレースの読出し時には2行ずつ画素選択を行い、得られた2行の各画素の出力電流をカレントミラー回路11に供給し、これより2行の各画素の出力電流の合計の値に比例した電圧をCDS回路12に入力する。インターレースの第1フィールドと第2フィールドの読出し時には、2行の組み合わせを1行ずらす。また、リセット用トランジスタM1a、M1b、M1c等のリセットオフタイミングは、次のフィールドで同時に読出しが行われる隣接する2行の画素で同じになるようにする。露光時間のずれを防止するためである。
請求項(抜粋):
フォトダイオードと、画素選択用トランジスタと、前記フォトダイオードで発生した電荷量に応じた電流を出力ラインに出力する出力用トランジスタとから少なくとも構成される画素が、二次元マトリクス状に又は一次元ライン状に複数配列されており、同じ行又は同じ列の複数の画素の各出力用トランジスタが接続された前記出力ラインの一端にはカレントミラー回路が接続され、そのカレントミラー回路に流れる電流を電圧に変換してノイズキャンセラへ出力する出力手段とを有する固体撮像装置において、前記カレントミラー回路に接続されているN個(Nは2以上の整数)の画素に共通接続されると共に、前記カレントミラー回路に電流を供給するための電圧源と、前記カレントミラー回路に接続されているN個の画素のうち、隣接するM個(MはNより小なる2以上の整数)の画素ずつ、それらの前記画素選択用トランジスタを制御して同時に選択することを一定方向に、かつ、一定周期で順次に前記N個の画素のすべてについて繰り返した後、続けて前記カレントミラー回路に接続されているN個の画素のうち、1個ずらした隣接するM個の画素ずつ、それらの前記画素選択用トランジスタを制御して同時に選択することを一定方向に、かつ、一定周期で順次に前記N個の画素のすべてについて繰り返す画素選択手段と、前記画素選択手段により選択された前記M個の画素の前記フォトダイオードにより発生した電荷量に応じた電流を、前記出力ラインを介して前記カレントミラー回路にそれぞれ供給するように、前記M個の画素の前記出力用トランジスタを同時に制御する出力制御手段とを有し、インターレース方式の読み出しを行うことを特徴とする固体撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/146
FI (3件):
H04N 5/335 P ,  H04N 5/335 E ,  H01L 27/14 A
Fターム (18件):
4M118AA05 ,  4M118AB01 ,  4M118BA14 ,  4M118CA02 ,  4M118DD12 ,  4M118FA06 ,  5C024AX01 ,  5C024CX06 ,  5C024CX37 ,  5C024GX03 ,  5C024GX16 ,  5C024GY38 ,  5C024GZ24 ,  5C024HX28 ,  5C024HX29 ,  5C024HX40 ,  5C024JX12 ,  5C024JX14
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-114494   出願人:日本電気株式会社
  • コンパクト撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-221744   出願人:イーストマンコダックカンパニー
  • 固体撮像素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-341495   出願人:ソニー株式会社
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