特許
J-GLOBAL ID:200903021159854810

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138834
公開番号(公開出願番号):特開平9-317411
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 バルブ開閉用の回転軸と回転伝達部材との位相固定状態と固定解除の切換えが確実に行われるようにする。【解決手段】 クランププーリからの回転動力が伝達されるカムシャフト13に、該カムシャフト13との間にベーン29を隔壁とした複数の周方向油圧室31を形成すべく回転伝達部材(30)を装着し、前記周方向油圧室31へ油圧を供給してカムシャフト13及び回転伝達部材間を回転変位するようにした弁開閉時期制御装置において、前記カムシャフト13及び回転伝達部材のうち一方部材に形成された退避溝54から付勢力によって先端部が押出され他方部材に形成されたキー溝51に嵌合するノックピン53を前記退避溝54に退避させる際、前記キー溝51に与える油圧の作動油を退避溝を介して各周方向油圧室31の少なくとも一つに導く油道52を設けた。
請求項(抜粋):
クランクプーリからの回転動力が伝達されるバルブ開閉用の回転軸と、該回転軸に回転位相角可変に外装されて該回転軸との間にそれぞれベーンを隔壁とした複数の周方向圧力室を形成する回転伝達部材からなる流体圧機構と、前記ベーンによって前記各周方向圧力室が二分された進相用室及び遅相用室の少なくとも一方に流体圧を供給し、前記回転軸と回転伝達部材との位相を相対変位させる流体圧供給手段と、前記回転軸及び回転伝達部材のうち一方部材に形成された退避溝から付勢力によって先端部が押出され他方部材に形成されたキー溝に嵌合し、前記キー溝からの流体圧によって前記退避溝に退避させられるノックピンと、前記キー溝と前記各周方向圧力室の少なくとも一つとを連通した流体通路とを具備したことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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