特許
J-GLOBAL ID:200903021229740744

α-オレフィン重合用触媒成分およびそれを用いたα-オレフィン重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-030931
公開番号(公開出願番号):特開平6-239915
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 高融点、高分子量のα-オレフィン重合体を高収率で得るための触媒成分、触媒、及びそれを用いてなるα-オレフィン重合体の製造法を提供すること。【構成】 下記の化合物〔I〕で表わされるα-オレフィン重合用触媒成分、及びこれを組合せてなるα-オレフィン重合用触媒、及びこの触媒を用いてなるα-オレフィン重合体の製造法。【化1】R1=H、C1〜6炭化水素残基又はC1〜12のSi含有炭化水素基、R2及びR3=2価のC3〜30の炭化水素基、C1〜30かつのSi1〜6のSi含有炭化水素基、但し、R2及びR3の少なくとも一方は当該Si含有炭化水素基、Q=2価の、C1〜20炭化水素基、シリレン基、C1〜20炭化水素基含有シリレン基、ゲルミレン基、C1〜20炭化水素基含有ゲルミレン基、X及びY=H、ハロゲン、C1〜20炭化水素基、酸素含有C1〜20炭化水素残基、M=IVB〜VIB族遷移金属。【効果】 上記目的が達成される。
請求項(抜粋):
下記の一般式〔I〕で表わされる化合物からなることを特徴とする、α-オレフィン重合用触媒成分。【化1】(但し、2個あるR1は、それぞれ独立に、水素、炭素数1〜6の炭化水素基または炭素数1〜12のケイ素含有炭化水素基を示す。R2およびR3は、それぞれ独立に、2価の炭素数3〜30の炭化水素残基および炭素数1〜30かつケイ素原子数1〜6のケイ素含有炭化水素残基から選ばれたものである。ただし、R2およびR3の少くとも一方は、当該ケイ素含有炭化水素残基である。Qは二つの五員環を結合する炭素数1〜20の2価の炭化水素基、シリレン基、炭素数1〜20の炭化水素基を有するシリレン基、ゲルミレン基、または炭素数1〜20の炭化水素基を有するゲルミレン基を示す。XおよびYは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン、炭素数1〜20の炭化水素基または酸素を含む炭素数1〜20の炭化水素基を示す。Mは周期律表IVB〜VIB族遷移金属を示す。)
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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