特許
J-GLOBAL ID:200903052438427185

α-オレフィン重合用触媒成分およびそれを用いたα-オレフィン重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-026875
公開番号(公開出願番号):特開平6-239933
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 高融点、高分子量のα-オレフィン重合体を高収率で得るための触媒成分、触媒、及びそれを用いてなるα-オレフィン重合体の製造法を提供すること。【構成】 下記の化合物〔I〕で表わされるα-オレフィン重合用触媒成分、及びこれを組合せてなるα-オレフィン重合用触媒、及びこの触媒を用いてなるα-オレフィン重合体の製造法。【化1】(M=Ti、Zr、Hf、R1=C1〜6の、炭化水素残基、又はSi含有C1〜12の炭化水素残基、R2=C3〜30の、炭化水素残基、又はSi含有C1〜30の炭化水素残基、R3=C1〜30の炭化水素残基、又はSi若しくはGe含有C1〜30の炭化水素残基、シリレン基又はゲルミレン基、X及びY=H、ハロゲン、C1〜24の炭化水素残基又はN、O、P、Si含有C1〜24の炭化水素残基(但し、X、Yの一方はN、P、Si含有炭化水素残基)、R1、R2を有する2個の五員環配位子は、R3を介しての相対位置の観点においてMを含む平面に関して非対称)【効果】 上記目的が達成される。
請求項(抜粋):
下記の一般式〔I〕で表わされる化合物からなることを特徴とする、α-オレフィン重合用触媒成分。【化1】(式中、Mはチタン、ジルコニウムおよびハフニウムからなる群から選ばれた遷移金属であり、2個存在するR1は同一でも異なっていてもよくて、炭素数1〜6の、1価の、炭化水素残基またはケイ素を含む炭素数1〜12の、1価の、炭化水素残基であり、2個存在するR2は同一でも異なっていてもよくて、五員環配位子の2個の隣接する炭素原子に結合する炭素数3〜30の、2価の、炭化水素残基またはケイ素を含む炭素数1〜30の、2価の、炭化水素残基であり、R3は炭素数1〜30の、2価の、炭化水素残基、ケイ素もしくはゲルマニウムを含む炭素数1〜30の、2価の、炭化水素残基、シリレン基またはゲルミレン基であり、XおよびYはそれぞれ独立して水素もしくはハロゲン、または炭素数1〜24の、1価の、炭化水素残基または窒素、酸素、リン、もしくはケイ素を含む炭素数1〜24の、1価の、炭化水素残基であり、X、Yのいずれか一方は、窒素、リンまたはケイ素を含む炭化水素基である。ただし、置換基R1およびR2を有する2個の五員環配位子は、基R3を介しての相対位置の観点においてMを含む平面に関して非対称である。)
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (2件)

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